国際線クルーのおすすめ!トラック諸島(チューク諸島)の地図

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各島の特色
タクシー
レンタカー
ボート

「各島の特色」

各島の特色 ミクロネシア連邦は北にマリアナ諸島、西にパラオ、南にパプアニューギニア、東にマーシャル諸島に隣接している。日本からは南南東に約3000km離れている。東京からグアムまでは約3時間半のフライト、グアムで乗り継いでさらに2時間である。

ミクロネシア連邦はヤップ州、チューク州、ポナペ州、コスラエ州の4つの州から構成されている。

各島の特色 チューク州の中心はトラック諸島であり、長径64kmの環礁から成る。トラック諸島はかつてトラック諸島と呼ばれていたが、1989年にトラック諸島に改称された。しかし、現在もトラックの名で呼ばれることもある。

第一次世界大戦後から第二次世界大戦終結まで日本統治領であり、各島には日本語の名前が付けられていた。環礁の西側の島々は七曜諸島、東側のは四季諸島と呼ばれていた。

各島の特色 日本人経営の無人島宿泊ツアーが行われているジープ島は四季諸島の南側にある。

チューク州の州都は四季諸島のモエン島であり、州人口の3分の1が住んでいる。モエン島の行政上の名称はウエノ島となったが、島の人々は旧名のモエン島と呼ぶことが多い。また、日本人は統治時代の名称であった春島と呼ぶ人が多い。

各島の特色 モエン島は三角形の形をした島である。島の西側にメインストリートがあり、人口の多くはこのメインストリート沿いに住んでいる。島の中央にモエン島最高峰のトノッケン山(369m)があり、島の大部分は山となっている。

チューク国際空港のある島北西端から南端、および東端までは自動車が通行できる道路がある。南端と東端を結ぶ道路もあるが、道幅が狭く徒歩でしか通行できない。

各島の特色 島の中心は西側中央のチューク港のあたりである。この周辺にはスーパーマーケットや個人商店、銀行、郵便局などが並んでいる。

ツアーで良く使われるトラックストップホテルは港のすぐ南側、ブルーラグーンリゾートは島の南端、ホテル宝島ブルーラグーンリゾートの少し手前にある。

各島の特色 モエン島のすぐ南にはトノアス島(行政上の名称)がある。トノアス島も同じく旧名のデュプロン島と呼ばれることが多く、日本人は夏島と呼ぶ人が多い。

デュプロン島は日本統治時代はトラック諸島の中心であった。しかし、現在の中心はモエン島に移り、島の人口はさほど多くない。2010年頃、アメリカの援助で電気が通された。日本統治時代の遺構が数多く遺されている。ダイビングショップのアイランドツアーなどで訪れることができるが、旅行者が宿泊できるようなホテルはない。

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「タクシー」

タクシー トラック諸島には島内にも海上にも公共交通機関は全くない。しかし、モエン島にはタクシーが走っている。タクシーは個人所有の車を使ったいわゆる「白タク」である。

タクシーが流しているのは島の北側の空港付近から西側の港の少し南側までである。港やショッピングセンターのある中心地エリアでは捕まえやすく、数分に1台程度通りかかるのを見かける。

タクシー しかし、島の南寄りや東寄りではあまり見かけない。島には一応外周道路があるが、南東側は整備されておらず車は通れない。

ダッシュボードに「TAXI」と書いた紙を置いているのが目印である。日本と同じように、路肩で手を上げれば停まってくれる。

タクシー 朝7時頃から17時頃の日没あたりまで流している。週末は流している台数が少ない。

車両が普通の乗用車のため、料金メーターはなく、料金は交渉制である。相場は近場なら1ドル、空港からトラックストップホテル(3km弱)などになると2ドル、といったところである。バスのように乗り合いであり、1人ごとに料金を支払う。

タクシー モエン島の道は舗装が剥がれてでこぼこしたところが多く、車が故障しやすい。そのため、運転手はタクシーが普通走っていない遠くのエリアまでは行きたがらない。ある運転手に、島の東端から空港周辺を通過して南端まで(10kmほど)を頼んでみたところ、20ドルなら行く、ということだった。

タクシー会社が各車を管理している訳ではなく、タクシー無線もないので、電話で呼んだりすることはできない。

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「レンタカー」

レンタカー トラック諸島は公共交通機関がなく、タクシーも限られたエリアしか走っていないので、島内を色々見て回りたいならレンタカーは必須だろう。

トラックストップホテルブルーラグーンリゾートなどの主要ホテルではレンタカーを借りることができる。料金は一日50〜60ドルといったところ。宿泊とレンタカーでセットの割引料金を設定しているところが多い。

レンタカー レンタカーは1ヶ月以内の滞在で、21歳以上なら、パスポートと日本の運転免許証で借りることができる。国際運転免許証は不要である。

トラック諸島の道は悪く、舗装が剥がれている場所が多くデコボコしている。スピードを出して走ると車が故障しやすいので注意。ただし、スピードが出せないが故に、事故は少ないそうである。

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「ボート」

ボート トラック諸島には島内だけでなく、海上にも公共交通機関がない。しかし、トラック環礁の中心であるモエン島と、周辺のデュプロン島などとの人の往来は多い。彼らは個人所有のボートで移動している。

モエン島の港は、朝と夕方は小型ボートで混み合う。一台のボートに何人か乗っており、近所か知り合い同士で乗り合いで利用しているようである。

ボート 直接交渉すれば乗せてくれるかもしれないが、基本的に朝モエン島に働きに来て、夕方自分の島へと帰る人が多い。モエン島を朝発で日帰りできるボートを見つけること自体が難しいだろう。モエン島以外には旅行者が泊まれるようなホテルがない。

旅行者にとって簡単かつ確実なのは、ホテル付属のダイビングショップでボートチャーターすることである。ただし、これは1台1日350〜750ドル程度とかなり値段が高い。

ボート デュプロン島など、他の島を少し見て回りたい場合などにおすすめなのがダイブショップが催行する「アイランドツアー」である。ブルーラグーンリゾートのダイビングショップの場合、2〜6人で利用の場合は一人当たり47.25ドル(利用人数により異なる)でガイド付きで近隣の島を案内してくれる。

同様のツアーはトラックストップホテルのダイブショップも行っているようである。日本人経営のトレジャーズでは取り扱いがない、とのことであった。

ボート 一応半日ほどのツアーだが、内容は特に決められている訳ではないようで、行きたい島や見たい物、帰りたい時間などを伝えれば、ガイドが柔軟に対応してくれる。旅行者が私有地に立ち入るときは地権者から入場料を請求されることが多いが、ガイドがいれば5〜10ドル程度の相場で調整してくれる。

ボートチャーターとアイランドツアーで値段が大きく異なる理由は、ボートチャーターはモエン島から距離の離れた島に行くことを想定しているため、ボートの燃料代をあらかじめ見込んだ値段設定となっているからである。

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