チャモロ亭はグアム原住民であるチャモロ人の伝統料理が食べられるレストランである。チャモロ料理はシーフードや豚肉などの食材をアチョーテの実などで独特の味付けしたものが多い。
グアムはアメリカ領となって以来、アメリカ文化の影響を強く受けたため、食文化もアメリカ化が進んだ。その結果、現在は純粋な伝統的チャモロ料理を出すレストランは多くない。
グアムは太平洋戦争中に日本統治時代を経験したためか、チャモロ料理は日本食の影響も受けているそうである。また、チャモロ亭ではチャモロ料理を日本人にも食べやすい味付けにアレンジしているそうである。
チャモロ亭はタモン地区北側の少し内陸にあるオーシャンビューホテルの1階にある。店内は若干雑然とした感じで、ちょっと安っぽい感じのするレストランである。
おすすめは「ポークアチョーテ&レッドライス」である。ポークアチョーテとは長く煮込んだレモン風味のポークシチューで、これをレッドライスにかけて食べると美味しい。
南国料理感のあるものとしては、ヤシガニやマングローブ蟹がある。ただし、ツメの部分などの食べられる部分が少ない割に時価(100〜200ドル)とちょっと割高感がある。
他にも、チャモロ家庭料理の定番であるケラグエン(シーフードを刻んでレモンやココナッツであえて酢の物のようにしたもの)など、個性的な料理が楽しめるレストランである。
料理は一品の量がそこそこ多いので、数人で行ってシェアするのが良いだろう。なお、ドリンクメニューはあまり種類がない。また、無料の水がないので、水が欲しければミネラルウォーターを注文しないといけない。
値段としては、若干高めの印象である。会計は明細がなく、総額だけが提示される形式である。なお、これはチップ込みの値段となっているそうである。
ランチ、ディナーはちょっと高めだが、モーニングは結構安い。セットはパンケーキ、トースト、チャーハンなどの3種類から選ぶことができ、卵2つを好きな焼き方で、ソーセージかベーコンかスパムなどのミートが選べる。
店員はオーナーらしきママさんをはじめ、他の店員も全般的に笑顔で感じが良い。日本語も上手で、メニューも日本語付きの分かりやすものなので、注文時のストレスはないレストランだろう。
時間によっては満席となるので、混みそうな時間帯なら予約しておいた方が良いだろう。
タモン地区北部、少し内陸部にあるオーシャンビューホテルの1階にある。
タモンの繁華街を通るバス停から歩いてでも行けるが、かなり急な坂を上らないといけない。
タモン地区からなら無料で送迎してくれる。
ランチ:15.50ドル〜、ディナー:15.50ドル〜
定休日:なし
営業時間:07:00-14:00、18:00-22:00
メニュー例
タコケラグエン 9.5ドル
チャモロステーキ 23ドル
(2012年現在)
ページトップに戻る
・チャモロ亭
・カプリチョ−ザ
・T.G.Iフライデーズ
・ナナズカフェ
・セイルズバーベキュー
・Beachin' Shrimp
・てんてこ舞
・ハードロックカフェ グアム
・海底ラウンジ
・ドルチェ フルッティ ジェラテリア
・桃李 (ニッコー内)
・プレゴ (ウェスティン内)
・レストラン&ラウンジ メイン (リーフ内)
・シーグリル (アウトリガー内)
・ラ ミレンダ (ハイアット内)
・デルモニコ (ベイビュー内)
・アジアン ビストロ ジャ (グアムプラザ内)
「クルーのおすすめ旅行TOP」>>「グアム旅行編TOP」>>「グアムのレストラン」へ戻る
Copyright(C)Eternal Saul