「ミス・パイロット」の見どころを航空業界の裏側から徹底解説!
×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

ミス・パイロット ― 厳しく辛い訓練とパイロットとしての意識

自社養成枠で採用された人は、入社時にはさほどモチベーションが高くなくても、自分は多くの志願者を押しのけて採用してもらったという意識、実際に訓練で空を飛び、パイロットとして厳しい訓練を受けていく間に、なにがなんでもライセンスを取ってパイロットとして仕事をしたい、という意識に変わっていく人が多いようである。ミス・パイロットの堀北真希も、やりたい仕事が見つからなかった普通の大学生だった一人の女性が、パイロットとしての意識を確立させていく成長の過程をどのように演じるかが見ものである。

ミス・パイロット ミス・パイロットでは、共にパイロットを目指す候補生たち、厳しい教官、パイロットの自社養成システムを束ねる総責任者などさまざまな人物との人間関係を織りなしながら、堀北真希演じる晴が女性パイロットを目指し進んでいく姿が描かれていく。晴がそうした中で、大きな夢に向かってひたむきに切磋琢磨する姿は、見どころの一つとなりそうだ。

自社養成コースでパイロットになるには、入社から約4年間かかる。全日空では、最初の1年は航空機の仕組みや航空無線(英語)、航空法規、気象などを授業と自習で学ぶ。次の1年半は、アメリカのロサンゼルス近郊のベーカーズフィールドという飛行場で小型機の操縦訓練を受ける。ここで小型機のライセンス、すなわち事業用操縦士免許、多発免許(複数のエンジンを装備する飛行機を操縦する免許)、計器飛行証明(視界が悪い中飛行するための免許)を取得する。

それが終わると日本に帰国し、東京でシミュレーター(模擬飛行装置)訓練を、沖縄県下地島で本物の旅客機の操縦訓練を行い、大型機の機種別免許を取得する。最後の半年は、実際に旅客を乗せた定期便の操縦席に座り、通常編成の機長(教官)と副操縦士の監督のもと、ライン運航に必要な技量と経験を積み、最終審査に合格すると、晴れてパイロットとして一人立ちできるのである。

この4年間の訓練は実に厳しく苦しいものである。自社養成枠で採用されても、訓練課程の最終審査の合格まで辿り着けないものもいる。この事実は、訓練中非常に大きな精神的プレッシャーとなっている。せっかく自社養成という高い倍率をくぐり抜けて訓練生になり、同期がパイロットになっていく中、自分だけ夢を直前で断たれるかもしれない、というのがどれほどのプレッシャーかは、実際に訓練を受けたことがない者には中々理解できないことであろう。ミス・パイロットではこの候補生達の真剣な想いをどこまで視聴者に分かりやすい形で描けるかが見ものである。

ページ先頭に戻る

なぜ堀北真希が女性パイロット役に起用されたか」へ進む

アメリカの全日空訓練所 訪問旅行記
パイロットになるには

ミス・パイロット トップページ」へ戻る

Copyright(C)Eternal Saul