トニーローマは全米のリブ料理コンテストでグランプリを獲得した実力派レストランである。グアムにはハガニア地区のアガニアショッピングセンター内と写真のロイヤルオーキッドホテル内(タモン地区)の2店舗がある。
トニーローマは1972年にマイアミにオープンし、以後スペアリブが人気を博し店舗を増やしていった。現在はアメリカだけでなく33ヶ国にレストランを展開し、世界中にファンがいる。日本にも東京、千葉、青森にレストランがある。
地元の人たちも集まる人気レストランであり、夕方からはかなり混み合う。特にハイシーズンの週末となると待ち時間は長い。今回はロイヤルオーキッド店にピークを過ぎた午後9時頃に予約せずに行ったが、30分ほど待った。
英語に自信があるなら予約してから行った方が良いだろう。アガニアショッピングセンター店の方が場所は不便だが比較的空いている。
店内はテーブル席のほか、バーカウンターがある。前のテレビではスポーツ中継をやっており、ちょっとしたスポーツバーの雰囲気の漂うレストランである。
店の一番の名物はベイビーバックリブである。レギュラーサイズは19.99ドル。特製ソースで柔らかく焼き上げたリブは、骨離れのよい肉とソースとの絡み具合が絶妙である。見た目はかなりの大きさだが、骨の部分もあるので意外とペロリと食べられてしまう。
写真は牛フィレのメダリオンカット(24.99ドル)。肉は柔らかくおいしい。ステーキがメインだが、ココナッツシュリンプのプレートなどシーフードもある。シュリンプはココナッツ味のほんのり甘い衣と良く合っていて美味しい。
サイドメニューでの人気が、アペタイザーのフライドオニオンリング(6.99ドル)である。これも結構なボリュームで、高さ10cm以上ありそうなくらいに積み上げられて出てくる。衣を少しかためにからっと揚げたオニオンはビールに合う。
また、モツァレラチーズのフライをつまみにすると、ワインがどんどん進んでしまう。
ステーキを始めとして、全般的に1品が結構な量である。ポテトやブロッコリーなども付け合わせとセットになったメニューも多いので、量を注意して注文しないと日本人には食べきれないくらいである。デザートもアメリカンサイズだ。食べ切れなかった分はお持ち帰り用のパックに詰めてくれる。
日本人観光客も多く、日本語のメニューもあるが、スタッフには日本語が通じない。スタッフの接客はフレンドリーで、子供相手に遊んでくれたりする様子は好感が持てる。
会計は最初から10%のチップを加えて計算されているので、チップは小額でよい。
トニーローマ(2011年現在)
ロイヤルオーキッドグアム内とアガニアショッピングセンター内にある。
ランチ:8.99ドル〜、ディナー:8.99ドル〜
定休日:なし
営業時間:11:30-22:00
ロイヤルオーキッド店は金、土は23:00まで
HP:http://www.tonyromas.com/locations/result?country=gu&distance%5Bsearch_distance%5D=&distance%5Bsearch_units%5D=mile&distance%5Bpostal_code%5D=&x=38&y=44(英語)
メニュー例
セントルイスリブ 14.99ドル
スパイシーチキンウィング 9.99ドル
ブルーチーズとレタスウェッジチョップのサラダ 7.99ドル
マイアミ風フライドシュリンプ 20.99ドル
アイスティー 2.99ドル
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