大連のホテル比較

大連のホテルの特徴

大連のホテルの特徴は、そこそこの料金でそれなりのグレードのホテルに泊れることである。観光だけでなくビジネス需要が多い都市であり、出張で大連市に泊る日本人も多く、市内には多くのホテルが立ち並ぶ。

大連市のホテルは、全体的に建物などのハード面は立派で、スタッフなどのソフト面がお粗末な傾向がある。つまり、好景気を背景に資本を投下して立派な高層建築を次々と立ててはいるが、サービスのレベルは急には改善しないのである。

しかし、それは日本人が求めるサービスのレベルが高く、海外のホテルでも日本のホテルと同じようなレベルを求めてしまっている、という一面もあるだろう。なお、ホテルによるが、英語だけではなく日本語のできる人材を用意しているところが多い。

ホテルは大連市内の各地にあるが、大別すると3つに分かれる。まずは、大連市の中心地である中山広場周辺のエリアであるが、ここは食事、ショッピング、観光に便利な立地である。金融街や政府系機関へも徒歩圏内である。

中山広場から北東にのびる人民路沿いはオフィスビルが立ち並び、ビジネスの中心地となっているエリアである。商業施設も多く、周囲にはスナックやクラブ、マッサージ屋が多い。

大連駅の南側のエリアは一等商業地となっており、大型スーパーや地下街などで賑わっている。大連駅は近郊の旅順観光やその他中国東北部への都市への玄関口となっており、交通の便が良い。また、大きな公園があり、緑の多いエリアでもある。

個別のホテルでは、グレードが最も高く、実際の宿泊者からの評価も高いのがシャングリラホテル大連とケンピンスキーホテル大連である。交通の便重視なら、大連駅のすぐ目の前にあるラマダプラザ大連がおすすめ。

日本式のサービス、日本語が確実に通じることを重視するなら、日系であるニッコーホテル大連がよい。また、大連賓館は日本統治時代に開業し、現在も営業を続けている由緒あるホテルである。築百年以上の建物は大連市の歴史を感じさせる。

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