ヘン ユエン ホテルは大連駅から徒歩15分、労働公園の近くにある3つ星ホテルである。
日本の格安ツアーパッケージで良く利用されるホテルであり、快適な設備などはあまり期待しない方が良いホテルだろう。
一応3つ星とついてはいるが、3つ星クラスのホテルではないという事は先に断言しておこう、その訳については下の文章を読んでもらえれば納得して頂けるはずだ。
建物自体、建てられてからある程度経過し、その古さが館内の至る所で如実に出ている。まずは、建物の壁と言う壁にはヒビの様な隙間があり、地震でも起きれば全壊してしまうのではないかと思ってしまう程です。
ガラスにはカビなどのシミが文字通り染みついており、開業以来一度も拭いていないのではないかとあらぬ想像を掻き立てるほどである。室内に着きドアを開けようとしたところ立て付けが悪く開かないという事すら起きる始末。
ホテルそのものがこのような状態であるため、室内もある程度想像するのは容易いが、まず埃が目立ち掃除が行き届いていない。水周りが最悪であり、バスタブには浸かる気さえ起らない。
バスタオルが用意されているのだが、ボロボロでありこのバスタオルさえ使う気になれない。勿論水捌けも最悪である。このような日本人の感覚ではありえない事だらけなのがこのホテルである。
このように悪い所だらけだと、ならば泊まるだけにしようと考えるだろう。ただし、ベッドはとても固く畳でも敷いてあるのかと思ってしまうほどだ。
ドライヤーなどのアメニティーは基本揃っていないと考えた方が良いだろう。室内のコンセントも埃だらけでちょっとした事で火事が起こってもおかしくないレベルであるため命の危険さえ感じずにはいられない。
接客はというとホテルであるにも関わらず、英語が通用せずコミュニケーションを取る事が出来ない。我々日本人は感じを使用する事が出来る為、かろうじてコミュニケーションを取る事が出来るがホテルとしてはあり得ないだろう。
受付のスタッフも愛想が悪く、チェックインの際にはくすりとも笑う事はない。総じてこのホテルは日本人が泊まるにはほぼ不可能のレベルであり、何か事情がない限りは泊まるのを控えた方がよい。
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