ラ メール プーラルはモンサンミッシェルの島の入口からすぐ、1分あたりの場所にある。有名なプラールおばさんのオムレツ屋さんの上がホテルとなっており、立地は抜群の立地である。
島内のホテルに泊る一番のポイントは、昼間は観光客でごった返す路地も、早朝や夜に散策すれば修道院を独り占めできることだろう。修道院が開く直後に行けば、背後に人が写りこむことなく写真が取れる。
昔から巡礼者を迎えてきた古い歴史的建築物だけあって、建物の設備に期待してはいけない。フロントから部屋への階段は狭く、エレベーターはないので大きな荷物を運び込むのは大変。
建物は古めかしく、歩くとミシミシと音を立てる廊下には額がかかり、何やら幽霊でも出そうな雰囲気である。建物は本館と別館に分かれている。
部屋はこじんまりとした印象ながら、内装は子供部屋のような可愛らしい雰囲気である。水周りは基本的に清掃が行き届いているものの、設備が古いのか若干シャワーの出が悪いときがある。
宿のほとんどの部屋は海側に面しており、崖側は廊下となっているようである。部屋の窓からは修道院やモンサンミッシェルを囲む干潟を見ることができる。夜間ライトアップされた修道院を間近に見ることができ、幻想的な雰囲気を楽しめる。
素晴らしい眺めのほか、このホテルのもう1つのウリがホテル内のレストランである。有名なプラールおばさんのオムレツも一度は食べてみたい…、が味自体は割と普通である。値段は飲み物も含め、観光地料金で全体的に高い。
夕食のコースは最も安いもので45ユーロ、グラスワインが9ユーロ。朝食のソーセージとベイクドトマトが22ユーロである。なお、朝食時に団体客と重なると、スタッフの手が回らず時間がかかってしまう。
ホテルスタッフのサービス自体は簡素だが、基本的にパリのホテルよりも親切である。客室数は27である。
無料のシャトルが島外と数分おきに往復してるので、モンサンミッシェルの全体の外観を見に行くこともできる。また、別館を出て10mほどのところに海の見える展望台がある。
・プラールおばさんのオムレツ (La Mere Poulard)
・ラ コンフィアンス(La Confiance)
・オーベルジュ サン ピエール (Auberge Saint-Pierre)
・名物塩キャラメルソフト
・レストラン デュ グラケン (Restaurant du Guesclin)
・オーベルジュ ル ムートン ブラン (L'Auberge Le Mouton Blanc Restaurant)
・ラ ヴィエイユ オーベルジュ (La Vieille Auberge)
・レ テラス プラール (Les Terrasses PoulardLes Terrasses Poulard)
・クレプリ ラ クロッシュ(Creperie La Cloche)
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