世界的に有名なレストランで修行を積んだグアム出身のシェフが腕を振るうプロアである。料理は西洋と東洋をミックスしたオリジナリティにあふれる創作チャモロ料理である。大味なステーキに食べ飽きた頃に是非訪れたい場所である。
観光客だけでなく地元の人たちにも大人気のレストランであり、夕方6時頃以降はかなり混み合う。予約がない場合は、5時半までには来ないと待たされてしまうだろう。
レストラン(1号店)はイパオビーチパークのそばにある。レストランに入って左側が全面ガラスとなっており、ここから見えるイパオビーチバーク椰子の木の通りが南国感を演出する。店内は日が差し込み、明るい雰囲気である。夜は薄暗い照明でロマンチックな雰囲気となる。
レストランの立地はタモン地区のホテルから離れていて若干不便だが、レンタカーがあれば10分程度の距離だ。店の前の駐車場は数台分しかないが、イパオビーチパークに無料の大きい駐車場がある。
食材には、シーフードやアボカド、ココナッツなどのグアム産のものを多用している。料理はどれもお洒落な盛り付けがされ、味は繊細かつ上品である。
一番の人気メニューはチャモロスタイルのバーベキューだ。リブ、骨付きカルビ、チキンのプロアBBQ三種プレート(Big Feller TRIO Platter)が肉の旨みもさることながら、ソースの味付けが美味しいと評判である。また、チャモロ料理では、グアム版赤飯であるレッドライスもおすすめ。
マグロステーキのわさびバターソース添え(16.95ドル)も名物だ。マグロは肉のステーキのようにレアやウェルダンなど焼き方を選べる。
レストランにはローカルに大人気のケーキショップが併設されており、レストランで食べられるデザートのレベルも高い。ワサビチョコレートケーキやレモンパイなどはアメリカンな大味なものではなく、甘さ控えめで日本人に合う味である。アイスティーなどは1杯注文すれば無料でお代わりを注いでくれる。
客層はアメリカ本土から来た米軍人の家族と思われる白人が多い。ローカルがパーティをやっていることもある。日本人客も多いが、店員は日本語が話せない。
日本語メニューの用意はあるが、日本人にもとりあえず英語メニューを出すようなので、日本語メニューの欲しい人はリクエストするとよいだろう。店員は気さくで、対応も丁寧で洗練されている。なお、2013年の初め頃にハガニアに2号店ができた。
日本人観光客として注意したいのは、ここは飲んで騒ぐ居酒屋でもなければ、子供が騒いでよいファミレスでもないということだ。地元客に愛されてきたハイセンスなレストランで、日本人の評判を落とさないようにしたい。
値段は一品が10〜20ドルといったところ。会計にはチップが最初から自動的に15%加算されているので、チップは小額でよい。
プロア(2012年現在)
大通りに面したイパオビーチパークへの入口の右側(東側)にある。
ランチ:9.95ドル〜、ディナー:9.95ドル〜
定休日:なし
営業時間:11:00-22:00
メニュー例
日替わりスープ 4.95ドル
プロアサラダ 12.95ドル
チャモロサンドイッチ 13.95ドル
スペアリブ 12.95ドル
バドワイザー 4ドル
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