島外の佇むこぢんまりとしたホテルであり、一部の部屋からはモンサンミッシェルを見ることができる。決して高級感はないものの抜群の立地は定評があり、近くのバス停からシャトルバスで島内を一日に何度も気軽に足を運べるのもまた嬉しいものである。
また島外のホテルであるため、ライトアップされたモンサンミッシェルの全景を見ることができる醍醐味もある。
ホテルの横には島内へのシャトルバルのバス停があり、スーパーへはホテルから徒歩3分のところにあり、お土産やちょっとした買い出しにも便利である。モンサンミッシェルへの橋も近いので、散策などにも気軽に出かけることができる。
ただし日本人団体客が周辺ホテルにも多く泊っているので、あまりフランスにいるという実感がないのが少し残念である。朝や夜などはとても静かで、高原の中にいるような静寂感があり快適である。
客室はとても狭くスーツケースがやっと広げられるくらいのスペースであるが、どことなくかわいらしさのあるお部屋である。部屋にはバスタブはなくシャワールームのみとなっている。部屋には冷蔵庫、金庫、ポット、デスクライトは完備されておらず、暖房はあるものの使い勝手が少々悪い。
部屋はモンサンミッシェルが見える部屋とそうでない部屋がある。3階の部屋の羽窓がある部屋では、遠目にモンサンミッシェルが一望できるのでおすすめである。
ホテル二階の朝食レストランからはモンサンミッシェルを眺めることができ、朝食メニューの種類も比較的豊富であり、生ハムやカマンベールチーズなども提供されている。ただしレストランは開始時刻になっても時間が守られていないこともしばしばある。
また団体客が多いため朝食の時間は行列ができ、テーブルとテーブルの間隔が狭くゆっくり食事を楽しむことができないこともしばしばある。
ホテル出て左手には展望デッキがあり、そこからモンサンミッシェルの全景を楽しむことができる絶景スポットである。夕暮れ時、夜景、日の出のそれぞれの美しい表情を眺めることができる。
日本人の団体客も多く利用するホテルであるが、スタッフはほとんど日本語を話すことができず、日本語表記のサービスもないので不自由を感じる場面もある。また部屋の鍵はオートロックではなく古びた鍵なので、セキュリティに不安を覚えることもある。
・ル ルレ サン ミッシェル (Le Relais St-Michel)
・ラ ディグ(La Digue)
・ル ルレ デュ ロイ (Le Relais du Roy)
・ル プレ サレ(Le Pre Sale)
・ラ ベルジュリー(La Bergerie)
・ラ フェルム サン ミッシェル(La Ferme Saint Michel)
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