ルーブル美術館はパリの観光の人気スポットである。
年間に訪れる観光客は900万人とも言われ、世界三大美術館の一つである。
40ヘクタールの敷地にそびえる6万uの広大な美術館は30万もの美術品を所蔵し、そのうち常時3万程度が展示されている。
美術館は4フロアあり、簡単に分類すると、地下が彫刻、1Fが古代美術、2Fがメジャーな美術、3Fが近代美術となっている。
誰もが知っている作品は主に2Fに集中している為、初めての場合やタイトなスケジュールの場合はまず2Fを訪れると良いだろう。
ここには「モナリザ」「ナポレオン一世の戴冠式」「民衆を導く自由の女神」「サモタラケのニケ」「ミロのビーナス」など教科書でもおなじみの美術品が揃っている。
また、各フロアには作品の解説カードが設置されており、もちろん日本語バージョンもあるため、英語やフランス語のわからない人も安心だ。
元はフランス国王所有のルーブル城であったこの城は中世の国王フィリップ2世によって設立された。その後城と長い廊下でつながったティルリー宮殿も造られ、かつての王はこの地を住居としていた。
しかし、ルイ14世の時代にベルサイユに宮殿を移してからは美術品を所蔵、展示する施設として使われるようになる。
国王処刑後の1793頃から、この宮殿は美術館として、正式に運営し始める。
革命により、王家の私物であった美術品の数々が国有化されたためである。
通常料金は9.5ユーロであるが、日時によって割引が行われたり無料開放される時もある。しかし、割引や無料の日は当然、非常に混雑する。
そのためスリに狙われやすい観光客にはお勧めできない。ただ、平日のAMリオン口は比較的空いている事が多いため、おすすめだ。ちなみに場内はカメラ撮影が可能である。
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