スペインの飲食店はいわゆるレストランとバルと区別される。スペインの人々にとって、気軽に立ち寄っておしゃべりできるバルは、生活に欠かせない社交場であり、庶民的な雰囲気のある場所である。
バルはカフェと居酒屋が一緒になったような空間であり、朝はコーヒーやパンなどを販売するカフェとして営業しているところが多い。また飲食店の開店時間が日本と比べると遅く、スペインの食事の時間のスタート時間に合わせて、昼は13時から夜は20時くらいからオープンすることが多い。
バルはお酒が中心で、食事はタパスとよばれる小皿料理が中心である。カウンターでの立ち飲みスタイルで、テーブル席もあるがテーブル席の方がテーブルチャージを高く設定しているところが多い。
またバルはお店によってはアルコールを注文するとタパス無料でついてくるところもある。タパスには特にオリーブの実が多く見受けられるほか、生ハム、コロッケ、マリネ、パエリアなども多く見受けられる。
スペインのレストランでは料理の大きさが、レギュラーサイズと小皿のタパスサイズに分かれているところがある。レギュラーサイズは日本人の感覚からすると1皿あたりのボリューム大きく感じることが多い。
タパスサイズは色々な料理を食べるのに最適であり、近年では中華風や日本風などの料理も登場している。またスペインの名物であるパエリアは1皿あたりとてもボリュームがあるので、シェアして食べるスタイルが一般的となっているが、それでも2〜3人でもかなりの量がある。
またスペインのレストランでは、アンダルシア地方のシェリー酒や、カタルーニャ地方で作られるスパークリングワイン「カヴァ」などのアルコール類がとても充実しており、ワインやビールなどが比較的リーズナブルである。
またビールはメニューに記載されていないことも多いが、用意はされており注文すれば大抵出てくる。またスペインではチップは義務ではなく、置いていかない人も比較的多く身受けられる。行きつけのお店や、高級レストランなどであれば10%〜15程度置く人もおり、よいサービスを受けたときに置くようにすればさほど問題はない。
・カサ ミンゴ(CASA MINGO)
・カサ ルシオ(Casa Lucio)
・ラ カサデル アブエロ(La Casa del Abuelo)
・ラ バラッカ(La Barraca)
・ラ リア(La Ria)
・アサドール ドノスティアラ(Asador Donostiarra)
・フレスコ(FrescCo)
・ボティン(Botin)
・メソン シンコ ホタス(Meson Cinco Jotas)
・ラ グロリア デ モンテ-ラ(La Gloria de Montera)
・メゾン デル チャンピニョ(Meson del Chhampinon)
・カサ シリアコ(Casa Ciriaco)
・ラ パエリア レアル(La Paella Real)
・エル カングレホ ロコ(El Cangrejo Loco)
・エル パゾ デ オロ(El Vaso de Oro)
・エルチェ(Elche)
・クアトラ ガッツ(4 Gats)
・セッテ ボルタス(7 Portes)
・セルベセリア カタラナ(Cerveceria Catalana)
・チケッツ(Tickets)
・ラ リタ(La Rita)
・ラス キンザ ニッツ(Les Quinze Nits)
・ロス カラコレス(Los Caracoles)
・タジェール デ タパス(Taller de Tapas)
・シウダッド コンダール(Ciudad Condal)
・バル ムトゥ(Bar Mut)
・カラヌリ プラヤ(Ca la Nuri Platja)
・エストレーリャ(Estrella)
・エスラバ(Eslava)
・キオスコ デ ラス フローレス(Kiosco de las Flores)
・ラ カバ デル エウロパ(La Cava del Europa)
・ロブレス タパス(Robles tapas)
・ピラール デル トロ(Pilar del Toro)
・ボデガス カスタニェダ(Bodegas Castaneda)
・ラ クエバ(La Cueva)
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