ハワイのホテル

「ザ ニュー オータニ カイマナ ビーチ ホテル(The New Otani Kaimana Beach Hotel)」

ニューオータニカイマナビーチホテルは、ダイヤモンドヘッドの麓にあるホテルでワイキキビーチの東側に位置しており、カピオラニ公園前に建つオーシャンフロントホテルである。

客室は全部で124室ありその全ての部屋にラナイ（バルコニー）が付いており、ハワイの美しい海やダイヤモンドヘッドの自然溢れる光景を楽しむことができる。

ワイキキの一番の中心部からは歩くと30分ほどがあるものの、カピオラニ公園沿いの道の途中には動物園や水族館などもあり、中心地とは異なるワイキキの賑やかな喧騒を忘れさせてくれるハワイの美しい景観がたくさんある。ホテル周辺は緑あふれる閑静なエリアのため散歩やジョギングに最適である。

またホテルからはワイキキの景色全体を楽しむことができ、夜景は特に美しく、部屋によってはワイキキ中心地のヒルトンホテルの花火などを見られるのもここのホテルならではの醍醐味である。よりハワイを満喫したい方はレンタカーを借りた方が効率的であり、1日24ドルのバレーパーキングを利用できる。

客室は全部で17タイプありかなり細かく段階が分かれている。一番リーズナブな部屋エコノミーには18�uの「モデレート」と30�uの「スタジオ」があり、いずれの部屋もハワイの海を見ることはできず、カピオラニ公園やハワイの街並みを楽しむ景観となっている。

次のランクの「スタンダード」には「オーションビュー」のタイプもあり、部屋は19�uとかなり手狭であるが、部屋からハワイの海を満喫できる。

更に上のランクの「デラックス」には下のランクから「オーシャンダイヤモンドヘッドビューデラックス」、「オーシャンフロントワイキキデラックス」、「オーシャンフロントデラックス」と細かく分かれており、ラナイの幅も横に広くより一層ハワイの海を楽しめる景観が魅力的である。

ホテルの9階には全ての部屋がスイートルームとなっており、5つのタイプのスイートルームがある。部屋によってはワイキキの景色、ダイヤモンドヘッド、ハワイの海の全てを満喫できるタイプもあり、贅沢なハワイのバカンスにはとても相応しい部屋である。

ロビーは比較的小さくこぢんまりとしているが、どこかアットホームな感じが大型リゾートホテルとは異なるよさがある。ホテルは老朽化が進んでいるところも見られるが、リノベーションされているので清潔感がある。ただし一部の部屋は改装がされていないところもあり、部屋によっては格差があるので注意したい。宿泊客は日本人はあまり多くはないのでハワイに来ていることを実感でき、ホテルのスタッフはフレンドリーでとても丁寧に対応してくれる。

全室にて無料のワイヤレスまたは有線インターネットアクセスを完備されており、比較的電波も安定している。

アメニティはシャンプーや石鹸など一通りは揃っているものの、歯磨きセットやスリッパなどは無いので日本からの持ち込みが必要である。ホテル館内には二つのオーシャンフロントレストラン「ハウツリーラナイ」と「都レストラン」があり地元ハワイの人たちからも人気のホテルである。

またその他のサービスはベビーシッターやレンタカーの手配、フィットネスセンターなども完備されている。またこのホテルでは全室禁煙となり、特別なフロアを対象としたラウンジは特別に完備されていないので注意したい。

関連情報

・「ニューオータニ」の館内、部屋、プール、レストランなどの写真一覧

・ハワイのホテル　ランキング順の評判とレビュー

ホテルの周辺地図とレストラン

周辺レストラン一覧

・カフェ カイラ(Cafe Kaila)
・レナーズ ベーカリー(Leonards Bakery)
・レインボー ドライブイン(Rainbow Drive In)
・ダイアモンドヘッド マーケット&グリル(Diamond Head Market & Grill)
・ボガーツカフェ(Bogart's Cafe)
・ハウツリー ラナイ(Hau Tree Lanai Restaurant)
・ラニカイ ジュース(Lanikai Juice)

「ザ ニュー オータニ カイマナ ビーチ ホテルのビーチ」

ホテルの前のビーチはカイマナビーチと呼ばれ、ワイキキビーチに比べれば観光客はとても少なく、とても穏やかで静かなハワイの海を満喫することができる。珊瑚が多く残っているので魚をたくさん見ることもでき、シュノーケリングも楽しむことができる。

ホテルでビーチマットやタオルを無料で借りることができる。午前中はビーチの半分くらいが日陰になるので、直射日光を避けながら寛ぐことができる。

またビーチにはライフガードも常駐しているので、安心して利用することができ、シャワールームもある。

ビーチからカピオラニ公園へも歩いていけるのでビーチを楽しんだ後にのどかな公園の木陰で佇むのもおすすめである。しかしこのホテルにはプールがないので子連れや家族旅行には少々難点である。

「ザ ニュー オータニ カイマナ ビーチ ホテルのレストラン｣

ホテルのメインダイニングである「ハウツリーラナイ」は朝食のエッグベネディクトが有名である。このレストランは昔、小説「宝島」の作者ロバート・ルイス・スティーブンソンが、作品の構想を練ったと言われる歴史的にも由緒あるレストランである。

ハワイの料理コンテストでの入賞経験もあり、名実ともに有名なレストランである。朝食は朝7時から10時45分まで営業しており、とても混雑しているので予約は必須である。

人気のエッグベネディクトは6種類あり、一番の人気は25ドルの「スーパーカイマナベネディクト」である。グリルしたイングリシュマフィンの上に、プチフィレ肉、フォアグラ、ロブスター、ポーチドエッグをのせてポテトが添えられている。

ランチの人気メニューは「ハウツロコモコ」でごはんとメンチカツレツとコーンビーフハッシュ、ポーチドエッグの相性が抜群の一品である。またその他「フリカケアヒバーガー」とよばれるマグロをハーブでマリネして、胡麻のふりかけをまぶしたもので野菜と合わせたバーガーは新感覚のハンバーガーとして話題をよんでいる。

またディナータイムのみ営業しているのが日本料理を楽しめる「レストラン都」である。ニューオータニカイマナビーチホテル2階に位置し、ハワイで有数の本格的日本料理を楽しむことができるレストランである。

特に夕食時はとても目の前の穏やかな海に沈む夕陽はとても格別な光景であり、屋外のカバナ席や和式個室などの特等席もある。

レストランの一番の人気メニューは「今月のこだわり会席」で、1人48ドルで小鉢3種類、刺身、焼き物、煮物、お寿司、デザートを楽しむことができる。また午後５時半から６時、午後８時から８時半の間には「アーリー&レイトディナースペシャル」が32ドルで楽しめるので、更にリーズナブルな価格で食事を楽しむことができる。

その他日本の銘酒やワインも各種取り揃えられているので、日本食が恋しくなったときにはおすすめのレストランである。

「クルーのおすすめ旅行TOP」＞＞「ハワイ旅行編TOP」＞＞「ハワイのホテル」へ戻る

Copyright(C)Eternal Saul