実際の2次試験の場で、面接を有利に進めるためのキーポイントは、5つのトピックを見たとき、できるだけ早くトピックを決め、できるだけ早くあらかじめ用意しておいたスピーチの流れに沿って結論をサポートする理由を2つ思いつく事だ。
そうすれば、残された時間をその理由を英語にすることに費やすことができるようになる。
また、英検の2次試験では、選択したトピックに対して必ずどちらの立場か明言しないといけない。
この時の注意点は、自分が本当に思っている立場ではなく、理由付けのし易い結論を選ぶことだ。
それが社会一般の倫理に反することであっても、英検は思想内容を検閲する場ではないので、減点対象にはならない。
例えば、「財政が厳しければ、福祉を切り捨ててもよいか」というトピックがあったとする。
普通は公の場で「福祉を切り捨ててもいい」と堂々と言う人はあまり居ないだろう。
しかし、「将来世代にこれ以上負担を押し付けるべきではない」とか「国民は国に何かをしてもらうことではなく、国に何を貢献できるかを考えるべき」などの理由を先に思いつくこともある。
その場合は、福祉が切り捨てにできない理由を改めて考えるよりは「福祉を切り捨ててもよい」という結論にした方がよいだろう。
英検に特化した試験対策をして合格したからといって、英語が喋れるという訳ではないから、実力で受けて不合格になっても構わない、といのはただの負け犬の遠吠えだ。
英検に受かったからと言って英語ができるとは限らないが、英語ができる人が英検に落ちることはない。
英検に落ちてる時点で、あなたはスタートラインにすら立ててないのだ。
まずは通過点として、どんな勉強法であろうが、合格することだ。
実力は必ず後からついてくる。
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