スピーチの基本構成については、各参考書では以下の構成が推奨されている。
@導入部において結論
A理由その1
B理由その2
C結論の再確認
本サイトで推奨するスピーチの雛形も、この構成を原型としている。
その理由は、同じレベルの英語力で話した場合、この構成が最も得点が高くなるからだ。
そして、高得点が取れるのは、この構成が最も話し手の意図が聞き手に伝わりやすい「論理的な話し方」だからである。
このスピーチ構成は、何も英検のために考えられたものではない。
国際会議からビジネス上の商談やプレゼンでも、広く汎用的に用いられているものだ。
本サイトで推奨する英検1級の2次試験のスピーチの雛形は、上記の基本構成をベースとして以下の構成となっている。
@ 導入
A-1 理由その1 抽象論
A-2 理由その1 具体論
B-1 理由その2 抽象論
B-2 理由その2 具体論
C 結論
2つの理由のうち、どのトピックにでも対応できる抽象論の部分が、あらかじめ雛形に組み込んである。
6つあるパーツのうち、4つの部分は事前に準備して暗記しておくことができる。
面接の場で考えないといけないのは2つの具体論の部分のみ(各2、3センテンスずつ)である。
他の部分は面接の場で考える必要がないので、スピーチの前の1分間の思考時間をこの具体論の部分を考えるのに集中させることができる。
また、全体量の2/3を最初から用意しておいた内容を話せばよいので、この部分をしっかり準備しておけば、この部分での発音での減点や文法の間違いは防げるのである。
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