大連現代博物館は星海広場の北側にある博物館である。
敷地面積は2.16万平方mに及ぶ。2002年に開業したばかりの比較的新しい博物館であり、中国で初の「現代」と言われているように近代的な博物館である。
その外観は洋風と中国風が高度に混ざり合い、日本と比べても遜色ないレベルである。
ここ大連現代博物館の特出すべき所は、ここに来れば大連のすべてが分かると称されているほどの情報量です。大連は100年近くの歴史がありますが、その内40年近くは旧日本によって統治されてきました。その間の歴史的に貴重な資料は勿論の事、大連に関する様々な資料が展示されています。
この博物館は1階から4階までの作りになっており、3000数点余りの展示物、約1800枚の写真が展示されている。
１階の歴史フロアには、旧日本に関する展示物が展示されているので、我々日本人としては、大連を観光で訪れた際には、是非とも寄りたい場所である。
また、この1階フロアには大連に寄与した外国人の名前が刻まれているので、見てみるのも楽しいだろう。
その他には、日本や、ロシア、韓国などから寄贈された美術品を展示してあるコーナーもあり、大連とは関係が薄いが貴重な作品もある為見ておいて損はないだろう。
時期によっては企画展なども行っているため、行く前に確認をしておくのがよいだろう。
博物館とは直接関係ないが、博物館の外観の作りそのものにも注目してもらいたい。
パルテノン神殿の様に、柱が建て並ぶその様式は中国とも西洋とも思えないような形であり、センスが高い建築物と言える。大連の歴史ある建築物と比べるとより一層コントラストが明確になり面白い歴史の対比が出来る。
博物館という事もあり、月曜日が休館日となっているので、訪れる際には注意が必要である。開館時間は９時からで、閉館時間は16時までとなっている。時期によっては閉館時間が変わる場合もある為、観光する前には事前にホームページ等で確認してから行かれる事を強く勧める。
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