大連森林動物園は大連市の南部、白雲風景区にある動物園である。7.2平方kmという敷地の中では一般的な動物園で見られるような動物から中国ならではの動物などを様々な種類の動物を見る事が可能となっている。大連森林動物園は「動物園養区」とサファリパークの様な「野生放養区」の二つで構成されておりそれぞれで違う動物を見る事が出来る。
入場料は野生放区が60元、動物園養区が30元となっている。
この大連森林動物園150種類ほどの動物が生息しており、日本の一般的な動物園とは違い、動物の距離がとても近く非常に面白い。日本では考えられない事だが、観光客が中にエサを投げ込んだりしたりする。中国の人からしたら普通の事の様だが、我々日本人からしたら、カルチャーショックと言えるだろう。それもある意味この動物園の面白い所と言えるかもしれない。
150種類ほどの動物の中には日本でなかなか見る事が出来ない動物が居る。
金色の毛を持っている金糸コウ(キンシコウ)という猿がそうだ。その名前に違わぬ金色の毛はしばらく目を奪われるような美しさがある。日本ではお目にかかる事が出来ないキンシコウ。大連に訪れた際には是非見に行く事をおススメする。
ここを訪れた際にはもう１種類見てもらいたい動物がいる。それはパンダである。中国を代表するこの動物は世界的にも有名であり、ここ大連を観光で訪れる人のほとんどが見ていくと言うだけあってその人気の高さが窺い知れる。
全体を通してみれば日本でも見る事が出来る動物が多いかもしれないが、住む国が違えば習性も変わるのか、われわれ観光客に対しての対応が異なり、面白い。
注意事項としては、この大連森林動物園は非常に広い施設となっている。園内ではカートなどの移動手段があるものの、ある程度は歩く事が予想される為、動きやすい恰好で行く事をおススメする。また、週末などは混雑する為ゆっくり見て回りたいと言う人は混雑する日を避けるように。
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