海之韵広場は大連の中心地から車で20分ほどかかる場所にある観光地である。
広さは約3.8平方mほどで、東海公園と呼ばれる公園内にある広場になる。ここには色々なオブジェや芸術作品があり、観光で訪れる人達を楽しませている。
広場ではあるが、入場料が10元かかるので注意が必要である。
この広場の特徴は多種多様な芸術作品だろう。
球体のオブジェやカモメのオブジェなどがあるが、一際目を引くものとしては龍を模ったものだろう。この龍は大連市の100周年を記念して造られた物であり、他の作品に比べると迫力が違うと言える。ほかにも様々な作品があるのでここを観光で訪れて自らの目で見てもらいたい。
広場内にはほかにもアザラシが飼われているのでそのアザラシを見るのもまたいいだろう。
海之広場というだけあって目の前には大連湾があり、広場内のベンチに腰かけて海をぼーっと眺めるというのも贅沢な時間の使い方と言える。
天気がいい日には海釣りをしている人や沖合には漁をしている漁船などを見る事が出来るのでどこかのどか雰囲気が味わえる観光地である。
この海之韵広場の近くには星海公園、老虎灘といった海沿いの観光地が近くにあるため、ここを訪れた際には合わせて観光すれば効率よく観光する事が出来るだろう。
ただ、海之韵広場にはこれといって特出すべきものはないが、この特出すべきものが無い事こそが特徴と言えるかもしれない。
海を眺めゆったりとした時間を過ごし、昔日本が統治した大連の街に思いを馳せるのがこの観光地の楽しみ方かもしれない。
海沿いという事もあり日によっては風が強く吹いて少し肌寒く感じる事があるかもしれないので、訪れる際には防寒対策を施そう。
大連を訪れる人の多くは旧日本に関連した歴史的な観光地が見たくて訪れる事かと思うが、こういった自然の観光地というのもまた、日本とは違った雰囲気を味わう事が出来るので、時間がある時には是非訪れてみる事を勧める。
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