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大連・旅順の観光スポット

労働公園

労働公園は大連駅の南500mにある大連市最大の公園である。面積は102万uと巨大であり、園内には池や庭園、ゴルフ場、テニス場、スケート場、小動物園、遊園地など様々な娯楽施設があり、観光客から地元の大連市民までたくさんの人で賑わう場所である。
この労働公園には多くの植栽があり、他の公園に比べて非常に緑豊かな公園である。植栽の中には日本から寄贈された桜や芝生なども植えられている。
毎年5月末には「アカシア祭り」、6月には「チューリップ花展覧会」植物に関連したイベントが行われており、この時期には観光で大連を訪れる人が多い。

労働公園が造られたのは帝政ロシア時代であり、日露戦争の後、大日本帝国とロシア帝国との間で停戦条約が締結され、大連市が日本の占領下に置かれると、公園はさらに拡張された。以前は観光客から入場料を取っていたが、現在は無料である。朝晩は体操太極拳をしている年配者をよく見かける。

公園内の丘には大きなサッカーボールの形をしたモニュメントがある。これはサッカーの盛んな大連市のシンボルとして造られたものであり、内部は大連市建築芸術館となっている。公園の奥の方にリフトがあり、ここから市内の景色を眺めながら大連観光塔に行くことができる。

園内には、色々な植物が植えられているので、ただ公園を歩くだけでも楽しむ事が出来るが、個人的に見て頂きたいのが、東屋と柳の織り成す景色だろう。水墨画に描かれてもおかしく無い様な中国的なその風景は日本ではなかなか味わう事が出来ないので、ここを観光で訪れた際には是非見てみる事を強くおススメする。

園内は非常に広く、歩いた場合には疲れるが、園内にあるベンチなどに腰掛けながらその季節、季節の花を見て休むと言うのは海外旅行では、贅沢な時間の使い方ではないだろうか。目まぐるしく色々な名所を観光するのもいいが、こうやって公園でゆったりと時間を過ごすのもまた有意義な時間といえる。

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