旧満鉄アジア号は南満州鉄道によって運営されていた、列車であり、第2次世界大戦のさなかほとんどを進行してきたソビエトに接収されてしまったが、いくつかは中国本土に残っており、今現在では、大連駅の操車場にて見学する事が出来る。
非常に歴史がある列車だが、観光地化されている訳でも無く、大連駅の操車場の中にて、ぽつりと置かれている。
この列車が現役で走っていた時には最高時速130キロで走っていた様で、今の感覚からしても100年前にしてその性能は立派と言える。ボディや炭を入れる部分は当時のままで歴史の重みを感じる事が出来る。ただ、計器類や部分によっては中国によって改修されている部分も存在する。
現地の中国人にとってはあまり興味がないのか、きちんとした保存がされていないのが、非常に残念ではある。
冒頭でも述べたように観光地かしていない為見学したい場合には係員とのコミュニケーションが重要になってくる。現地の言葉を話す事が出来るガイドが必要不可欠だろう。
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