大連市街中心部から南側の小高い丘である緑山に大連観光塔がある。この塔はテレビ塔であり、以前「大連広播電視塔」という名称であったが、2007年の改修工事の際に現在の名前に改称された。
大連観光塔の高さは190mで、一建築物としてはさほど高い訳ではないが、小高い丘の上に立っているという事もあり、海抜では360mになる。
大連観光等内にある展望台からの眺めは非常によく、大連市街を一望する事が出来る為、大連を訪れる観光客を始め、地元の人にも人気の観光スポットとなっている。
入場料は30元かかる。
大連観光塔は形としては12角形の形をしており、空間桁架という構造を用いたエレベーターを世界で初めて採用したという事で建築業界の話題を集めた。
行き方としてはタクシーが簡単だが、せっかくなので労働公園遊園地からリフトで上がると観光気分が味わえる。リフトを降りてからは大連観光塔まで徒歩2分程度である。帰りは超ロングスライダーで労働公園まで帰ることができる。2本のレールの上に車輪が付いたソリを乗せて走る。ブレーキが付いているので、スピードが怖い人は減速しながら降りられる。
この大連観光塔の見どころはなんといっても、展望台からの眺めだろう。展望台に上るとその高さは高度285mにも及ぶ為遥か遠くまで見る事が出来、夜に行けば眼下に広がる大連の町の夜景を眺める事が出来る。
その他にもこの塔自体がライトアップされる為綺麗なので、ビルや塔などといった建築物が好きな人にはたまらない。
大連観光塔は今後も改修を続けLED発光装置や放送施設などの役割を担う事を期待されている。
小高い丘の上にあるという事もあり、時期によっては冷える事があるので行く際には、ある程度の防寒をしたうえでいく事をおススメする。
また、夜に行くのがおススメだが、少し薄暗いので、集団で行動する事が良いだろう。大連はそれほど治安が悪くはないが、海外旅行に危険は付き物。用心するに越した事は無い。
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