雑貨のお土産

「印鑑」

世界的には印鑑を使う国は多くないが、日本や一部の国では身分証明として誰もが使っている。現在では100均一などで売っている印鑑もあればしっかりとお金をかけて掘ってもらうものもある。日常生活で使う様なものであれば複数個印鑑を所持していても面白いかもしれない。

ここ大連では何故か印鑑屋が軒を連ねている。聞くところによると現代の大連市民は印鑑を実生活で使う事はない様で、彼らにとって印鑑はオブジェのような立ち位置なのかもしれない。

印鑑屋が集中しているのは勝利広場や、大連碩麟古玩芸術品広場などに多い。基本的に印鑑は自分で材質や文字を決めて掘ってもらう事になる。店舗によっては異なるが、30元から80元の間で掘る事ができる。

材質は木材であったり、石材であったり、高い物になれば象牙などがあるので、予算や好みと相談の上決めるのが良いだろう。

お土産で渡すものであれば、あまり高価にならないような材質の物を選び、自分で実印に使う様なものは高めの材質の物を選ぶなど工夫するのが良いだろう。

注意点としては冒頭にもあるように、現代では大連の人はそれほど印鑑を使用しておらず、店によっては、実際の使用を考慮していない、オブジェの様な印鑑を制作している所もあり、そういった店舗の印鑑は朱肉が付かないなど使いづらい。

お土産として考えた時には、名前を把握して掘らなければいけないなど、ばら撒き用のお土産としては使えないが、一点物であるため、親しい人などに渡すと喜ばれるだろう。

スペースも取る事ないため大連のお土産として検討する価値があるだろう。 印鑑をお土産として購入するうえでの注意点としては完成まで時間がかかる場合もあるため、早めに作成依頼をし、帰国前に間に合うようにしたいところだ。

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