食料品のお土産

「はちみつ」

大連のお土産として女性を中心に人気が高いのは、はちみつである。大連にはアカシアの花畑があり、花が咲く季節には一目見ようとたくさんの人で賑わう。そのため、大連ではアカシアのはちみつがたくさん流通している。

旅行者にとってはタイミングを合わせるのが難しく購入するのは至難の業ではあるが、特定の時期になると、アカシアのはちみつを持った行商人が経済特区などに出張販売などをしている。

経済特区以外にも露天で販売している行商人がいる事もある。市内の店で売られているよりも安い事が多いが、衛生状態など店と違って確認できないため、不安な人は購入を控えた方がいいかもしれない。

余談ではあるが、大連在住の日本人からすると季節の風物詩のようなものであり、毎年時期になると、空き瓶を持って行商人の所にはちみつを買いに行っているようだ。

路上で販売しているような安価な蜂蜜もあれば、市内にあるスーパーに入ってみると、はちみつコーナーがある。日本では専門店に行きでもしない限り2.3種類程度しか販売していないと思うが、ここ大連でははちみつだけでも何十種類もある。

これだけ種類があるという事はそれだけ大連市民にはちみつが好まれているという事だ。アカシアのはちみつはもちろんの事、黒竜江産の黒蜜であったり、長白山産有機蜂蜜であったりと、中国各地のはちみつが売られている。

お土産にする事を考えるのであれば、小さ目のサイズの物を複数種購入、又は大きなサイズの物を購入し、日本で小さな容器に移し替えしても良いかもしれない。

はちみつは瓶に詰められている事が多いため、あまり心配する事ではないが、カバンに入れて帰国後確認したら、中で割れ荷物が大変な事になったという事も聞くため、割れづらい場所に入れる等といった対応が必須だろう。

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