食料品のお土産

「海産物」

大連を観光した事がある人なら分かると思うが、大連は海鮮が名産とも言えるほど有名である。大連港から運ばれる新鮮な海鮮は料理でふんだんに使われているが、お土産としても大連の海鮮は人気である。

この文章を読んでいる人で、海鮮なんて持って行ったら空港で引っかかってしまうのではと思ってしまう人もいるかと思うが、お土産として購入するのは生の物ではなく干し海老などの海産物だ。

大連土産としてはお茶が人気だが、厳密に言えば茶葉などは南方の方から運ばれてくるため大連の特産品とは言い難い。その点、海産物は大連近郊で捕れた海鮮を大連で加工しているため、本当の大連の特産品と言える。

では、どのような海産物があるのかと言うと、干し海老、干しナマコ、干し貝柱、干し鮑などである。料理をした事がある人なら分かるが、これらを日本で購入しようと思うとなかなか高くつくものだ。それが、大連であれば、安価で質が良い物を購入する事ができる。

これらの海産物が購入できる場所としては、労働公園の地下に海産物市場があり、そこで様々な海産物を購入する事ができる。ただ、市場であるため、少し独特の雰囲気があるかもしれない。

値切り交渉もする事ができる。また、少し悲しい事だが、こちらが日本人と分かれば値段を大きく吹っかけてくる所もあるため、思い切って値切り交渉をしたほうが良いだろう。

お土産として考えた時には買う量にもよるが、荷物としてかさばり、匂いも他の荷物に移ってしまいがちである。また基本的には料理をしない相手にはあまり喜ばれないお土産である。

ただ、料理をする相手にはこれ以上ない大連のお土産ではないかと思う。しっかりと好みを把握した相手に最適の大連土産として是非おすすめしたい品々である。

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