旅行先のお土産としての定番と言えば、お菓子である。フランスなどのお菓子文化が発達している所であれば、お土産としてのお菓子選びに困る事はないだろうが、大連の様な所であれば、非常に悩ましい。
とはいえ、お菓子は、ばらまき用のお土産としてはうってつけなため、大連で購入できるお菓子について紹介したいと思う。子供向けの物からお茶うけに使えそうなお菓子まで色々あるので、検討してみて頂きたい。
まずは定番のチョコレート菓子だ。普通のチョコレート菓子も売られているのだが、面白いものとしては、中に天津甘栗が入っているチョコレート菓子があり、栗の甘みとチョコレートが以外にマッチしており美味しい。
天津甘栗を使ったお菓子には天津甘栗羊羹がある。名前の通り中に天津甘栗が入っている羊羹であり、甘さが控えめで食べやすい。天津甘栗的羊羹いう物もあり、これは天津甘栗ではない栗が入っているという意味だが、基本的には同じである。
羊羹繋がりでもう一つ紹介したい。その名も烏龍茶羊羹というものであり、日本には抹茶羊羹などお茶を使った羊羹があるが、この羊羹は烏龍茶を用いており、甘みの後に烏龍茶の苦味を感じる事ができる一品となっている。味はあまり評判がよくないので話題性を与えるための一品といえる。
老婆餅というお菓子がある。ラオポーピンという呼び名のこのお菓子は冬瓜ともち米の餡をパイ生地で包んで焼き上げたお菓子であり、中国の方では非常にポピュラーなお菓子である。ちなみに老婆とは中国語で夫人や妻という意味がある。
これらのお菓子は市内のスーパーやデパートなどで購入する事ができるため、最終日にまとめて購入や観光ついでに少しづつ買い足していってもよいだろう。
中には日本人の口に合わない物もあるが、それも含めてのお土産である。失敗したくない場合は現地滞在中に自分で食べてみる事が可能なのもお菓子ならではだろう。
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