スペインのレストラン

「ピラール デル トロ(Pilar del Toro)」

ピラール デル トロはグラナダの中心地、アルハンブラ宮殿へ上がっていく坂の入り口にあるヌエバ広場の向かいに位置しているレストランである。カテドラルからも歩いて10分ほどの場所にあるので、スペイン観光の休憩にもおすすめである。

このレストランは貴族の館を改装して造られていることから、スペインの独特の重厚感のある雰囲気を楽しむことができる。1階にはパティオ(中庭)がありバルとなっており、2階がレストランとなっている。

1階のバルでタパスとお酒などを軽く楽しんだ後に、2階のレストランへ移動をして本格的な料理を楽しむスタイルとなっている。レストランの入り口はスペインらしいクラシカルな門が印象的であり、入口を入って右側にはパティオ(中庭)が広がっている。

パティオ(中庭)には、テーブル、椅子、ゆったりと座れるソファなどが置かれており、噴水のせせらぎを聞きながらゆったりとした気分で寛ぐことができるレストランである。1階のバルではタパス1皿とお酒で一人5ユーロもあれば、十分に楽しめる価格となっている。

タパスのメニューも揚げ茄子、ツナとトマトのサラダ、チーズのホットトースト、生ハムなどがある。また2階のレストランでは、スペインの伝統的な料理だけではなく、幅広い料理を提供していることも魅力的である。

バルサミコ酢がしっかりときいている野菜サラダ(8ユーロ)、レストランのオリジナルコロッケ(2.5ユーロ)、ほどよい塩加減が人気のローストチキン(13ユーロ)、スペインの特産品であるイベリコ豚のソテー(17ユーロ)など、たくさんのメニューが豊富に揃っている。

またレストランのドリンクは2〜3ユーロ前後と比較的リーズナブルな価格も魅力的である。他のグラナダのレストランと比べると少し値段は高い方であるが、そのスペインらしい雰囲気を楽しむには最適なレストランである。

また比較的レストランは空いているので、ゆったりとした気分で食事を楽しむことができる。また何を注文してもはずれがなく、おいしく味わえるのもこのレストランの最大の魅力である。

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