スペインのレストラン

「ロス カラコレス Los Caracoles」

日本人にとってはあまり馴染みのない食材であるカタツムリ。フランスの方では高級食材として有名ではあるが、ここバルセロナにもカタツムリをメイン食材として扱っている老舗レストランがある。

旧市街にあるこのレストランは路地の中にあるため、非常に分かりにくく少し薄暗いため時間帯によっては見つけづらいかもしれない。明るい内に一度下見をしておくなどの対策が必要かもしれない。

やっとレストランを見つけ、店内に入ると店内も迷路のような構造になっており、半地下室や厨房の横を通過しながらテーブルへと案内される。

ここで出される料理はカタツムリ料理がメインではあるが、その他にも30年使用されている窯で焼かれるローストチキンなども有名である。ただ、やはりここを訪れたのならカタツムリ料理を一品は頼んでみると良いだろう。

フランスの方で出されるカタツムリ料理はハーブやパン粉などを載せオリーブオイルでグリルしたよう料理方法で出される事が多いが、ここのレストランのカタツムリ料理はデミグラスソースなどの味が強いもので煮込まれる料理である。

そのため、カタツムリの臭みなどは感じる事はないのだが、少し塩っ辛いと感じてしまうかもしれない。そんな時にはカタツムリの形をしたパンがあるので、それと共に食べる事で多少は和らぐだろう。

料理の値段に関しては一皿15ユーロ前後とバルセロナにあるレストランと比べると少し割高かもしれない。ただ、日本では食べる事ができない料理である事を考えれば妥当な額なのかもしれない。

観光客も多く訪れる事から店内は、比較的賑やかな雰囲気である。静かに食事をするという感じではないので、そういった食事を考えているのであれば、お店を変える必要がある。 カタツムリ料理に挑戦したいという方は一度訪れてみてはいかがだろうか。

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