スペインのレストラン

「ラ パエリア レアル(La Paella Real)」

ラ パエリア レアルはマドリードの王立劇場の横に位置しているパエリア専門のレストランである。リーズナブルな価格でパエリアを味わえる人気のレストランである。1皿あたりのボリュームも多いので、地元スペインの人達だけではなく、観光客も多く訪れるレストランである。

このレストランの名前になっている「レアル」とは、スペイン語で「国王の」という意味を成しており、日本語に訳すと「王様のパエリア」という意味である。

レストランの入り口にはパエリアの鍋が飾られており、レストランのシンボルとなっている。内装はとてもスペインらしくクラシカルな雰囲気が漂っており、清潔感もある。

アラカルトとコース料理どちらも取扱いがあり、アラカルトではパエリアの他には、魚のから揚げ、ムール貝の塩ゆで、トマトとマグロの燻製サラダなどがある。パエリアは魚介類、チキン、イカ墨など10種類程度取扱いがあり、ほとんど料金が均一なのも魅力的である。

またここのパエリアがお米がパラパラしているよりも、しっとりとしたリゾットのような風味となっているのでとてもおいしいと評判である。コース料理はサラダ、前菜、パエリア、デザート、コーヒーがついて30ユーロとなっている。

メインのパエリアはミックスか魚介類かを選択できるようになっている。魚介類のパエリアには大きな海老が数匹のっており、ムール貝は一人につき1個となっている。イカは細かく刻まれていて、お米の間に隠れているがとても軟らかくておいしいと評判である。

全体的に1皿あたりの量が多いため、何人かでシェアして食べるのがおすすめである。またパエリアは2人前以上の注文から可能となっているので注意するようにしたい。

またスペインではパエリアは厨房ですでに取り分けてサーブしてくれるレストランも多いが、ここのレストランでは目の前で取り分けてくれるので、大皿で作られた本場スペインの出来立てのパエリアを見ることができるのも魅力的である。

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