興味がない人にとっては分からないかもしれないが、マドリードは世界でも有数の強豪サッカーチームのレアル マドリードの本拠地なのだ。そのため、市内にはマドリード関係者が贔屓にするレストランがいくつ存在する。
ここアサドール ドノスティアラもその一つのレストランと言われており、実際にレアルマドリードの祝勝会場に使用していたり、お忍びで選手が訪れている。
ここで出される料理はバスク地方の料理が中心となっている。バスク料理はあまり馴染が無いかもしれないが、元々はスペインとフランス国境の地方で作られていたタラや子羊などを使用した料理である。
全体的なシンプルな味付けながら素材の旨みを引き出した料理方法である。シードルと共に召し上がるのがバスク料理の伝統だが、現在ではそれほど厳密ではないので、好きなアルコールを飲んでも構わない。
ここを訪れる人がよく頼むメニューとしては、チュレトンと呼ばれる牛肉のステーキがある。ステーキではあるが、熱した陶器で肉を焼く、どちらかといえば、焼き肉という方が近いだろう。
一皿一皿の量が多く、バルで出される量に慣れてしまっていると食べきれずに残してしまう事になるかもしれないので、1皿を2.3人でシェアするつもりで注文するのがちょうどよいだろう。
現在はサービスが行われているかは定かではないが、レストランを訪れる女性客に花をプレゼントするという粋なサービスが行われていた。レストランの場所は市内からは少し離れた住宅街にあるので、場所を事前に確認してから行く必要がある。
サッカーファンにとっては外せないレストランといえるが、サッカーに興味がない人にとっても本場バスク料理を楽しめるレストランとしておすすめだ。少人数よりも3.4人で行くと色々な料理が楽しめると思う。
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