ヒルトンバルセロナはバルセロナのビジネス街の金融街の中心部に位置しており、繁華街ではないもののガウディの建築や、カタルーニャ地方の文化を楽しむには便利なロケーションを誇る4つ星ホテルである。
サンツ駅からは徒歩5分ほどのところに位置しており、ホテルから駅までの途中には、たくさんのレストランや、バル、アパレルショップ、大型のスーパー、大手チェーンのデパートであるエルコルテイングレスも駅の目の前にある。ホテルからはオリンピックスタジアムや議事堂なども近く、旧市街地には地下鉄で乗換なしでアクセスできる。
ただし観光のメインとなるランブラス通りまではホテルからタクシーだと20ユーロくらいかかる。外観はアメリカンスタイルの建物で、ロビーは吹き抜けとなっておりとても開放感がある。館内施設としてビジネスセンター、会議室などもありオフィス街に位置していることから、観光客だけではなくビジネスマンも多く利用する機能的なホテルである。
また「モザイクレストラン」ではスペイン料理や地中海料理を味わうことができ、「アトリウムバー&テラス」ではカクテルを楽しむことができる。
一般的な客室であるヒルトンルームは25uの広さがあり、部屋は改装がされているため白を基調としたモダンでポップなインテリアでまとめられており、とても清潔感がある。
ホテルのテレビでは常にサッカーを放映しているスペインらしいチャンネルもある。客室内のWi-Fiは有料であるが、ロビーにはパソコンがあり無料で利用することができる。しかし高層階では水圧が安定していないこともしばしばある。
またエグゼクティブルームでは広さが27uあり、コンチネンタルブレックファストやドリンク類を無料で提供している。
無線インターネット接続で32インチのプラズマテレビや、リフレッシュに最適な大理石のバスルームが完備されている。
ビュッフェ形式の朝食は、ハムやチーズなどの種類も多くとても充実している。またホテルのスタッフはわかりやすい英語を話してくれ、日本語を少し話せるものもいるのでとても安心である。
セキュリティ面においても、部屋のカードキーがないとエレベータで客室までアクセスができない仕組みになっているため、スペインの1人旅で利用するにはとてもおすすめのホテルである。
ホテル内には設備が充実しており機能的である反面、あまりスペインらしさなどが感じられない面もある。そのためヒルトン系列のホテルと比較的高い料金設定から、過度な期待をしてしまいがちであるが、ホテルは小ざっぱりとしている印象であまりヒルトンらしさを感じないこともある。
またバルセロナにはヒルトンディアゴナルマールバルセロナホテルとよばれるヒルトン系列の別のホテルがあるので、混同しないように注意したい。
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