ランブラス通りを南に下っていくとリセウ駅があり、左の脇道を入ったところにレイアール広場が広がっている。回廊式の建造物に囲まれた広場で、さほど規模は大きくはないが、花壇やベンチ、噴水などがあり、スペインの人たちの憩いの場所として親しまれている観光地である。
他の広場と異なりヤシの木などもあり、ちょっとしたスペインのリゾート気分を味わうことができる。ここレイアール広場はかつて修道院があった場所であるが、それを改造して造られたのがそのはじまりである。
広場を囲む建物の1階は全てレストランやカフェとなっており、オープンテラスの椅子とテーブルが並んでおり、スペインの陽気な雰囲気が感じられる場所である。レイアール広場には「タラントス」というフラメンコ劇場、ライブハウスなどもあり、観光、ショッピング、グルメスポットの全てが集まっている場所である。
また広場周辺には多数のお土産やスペインのかわいらしい雑貨などを販売しているお店があるので、気軽に散策するのもおすすめである。
広場中央には建築家ガウディが若い頃に手掛けた街灯があり、これはガウディがバルセロナ市からはじめて受けた仕事として知られている。そのためこの街灯はこの広場のシンボルであり、のんびりお酒を飲みながら、ガウディの作品と一体になれる素敵な広場である。
周囲のスペインの歴史を感じられる建物、レストラン、風景を見渡しているだけでも飽きることのない雰囲気は、特別に目的がなくても楽しめる観光地である。
ここレイアール広場は少し治安の悪い場所としても知られているので、気をつけて観光するようにしたい。夜にはライトに照らされたそれぞれの建物がとても美しく、ムードあるスペインの夜を楽しむことができる。
また夜までレストランやバルは賑わいをみせており、比較的人通りも多いので、昼間とは異なる雰囲気を味わうのもおすすめである。
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