カタルーニャ広場からディアゴナル駅まで続くバルセロナのメイン通りであり、ブランドショップや有名な建築物、レストランやバル、お土産のショップなど並ぶバライティ豊かな通りである。
観光に、ショッピング、スペインのグルメにここグラシア通りでは全てを楽しむことができるのも魅力的である。有名ブランドショップがたくさん立ち並んでいることから、別名「バルセロナのシャンゼリゼ」とよばれて親しまれている。
特にこの通りの特色であるのは、多数のモデルニスモ建築の建物が並んでいることである。
中でも注目したいのはガウディの世界遺産の作品が2つあり、モンセラットの奇岩をモチーフにしたという「カサ・ミラ(Casa Milla)」、ガウディが友人のバトリョ氏に依頼され増改築を行った豪華絢爛な邸宅である「カサ・バトリョ(Casa Batllo)」はバルセロナ屈指の観光名所としても知られている。時間がない場合は外観だけでも、ガウディの傑作の数々を楽しむことができる。
また日本でもお馴染みのスペイン発の人気 アパレルブランド「ZARA」のインテリアショップや、マヨルカ発の靴のブランドである「カンペール(Camper)」など、女性に人気のブランドショップも多数揃っている。
またスペインで人気のチョコレート専門店である「カカオ・サンパカ」はカフェスペースもあるので、ちょっとした休憩にもお土産を購入するにもおすすめの場所である。またバルなども多く立ち並んでいるので、食べ歩きをしながら散策するのもおすすめである。
通りは広く歩道もゆったりとしており、木々が植えられておりスペインらしさを感じながら散策することができる。
ランブラス通りほど人は多くなく、治安もとてもよいので、一人旅の方にもおすすめである。グラシア通りには各観光地へのバスもたくさん走っているので、観光の起点にもおすすめの通りである。
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