スペインの観光スポット

「ミロ美術館(Fundacio Joan Miro)」

1968年にジョアン・ミロ自身の手によって美術館設立を試み、1975年にモンジュイックの丘にオープンしたのがここミロ美術館である。ミロの絵画や彫刻など合計14000点もの作品を収蔵している美術館である。

地下鉄2号線のパラ・レル駅でフニクラに乗り換え、モンジュイック駅で下車し、徒歩で5分くらいの場所に位置している。中心地からは歩くと15分ほどと少し離れているものの、バルセロナを一望できるモンジュイックの丘の観光とともに楽しみたい美術館である。

スケッチやデッサン、絵画、陶器や彫刻、布を使ったアートなど幅広い奇抜でユニークな作品が多数展示されており、子供でも楽しめる美術館である。

日本でも作品を目にすることの多いミロは日本で見るのとは少し印象が異なり、カラフルで、無邪気なミロの世界観に出会うことができる。ミロをあまり知らない方でも見応えがあり、日本語に対応しているオーディオガイドを聞きながら鑑賞すれば、2時間は必要である。

ミロの作品以外に企画展のイベントもされていることも多く、スペイン以外のアーティストの作品にも出会えることもある。「ARTICKET」とよばれるバルセロナ市内の美術館や博物館等をまとめて拝観できるチケットもここミロ美術館も対象となっている。

美術館内のお土産ショップでは、ミロのＴシャツや雑貨などが多数販売されているので、お土産用にもとてもおすすめである。またミロの彫刻が並ぶ広いテラスからはバルセロナの景色も一望でき、写真撮影におすすめの場所である。

美術館内は撮影禁止であるが、庭とテラスは撮影可能である。入場料は10ユーロであり、月曜日は休館となるので注意するようにしたい。

建物の屋上や庭にもオブジェが展示されており、館内にはカフェやレストランもあるので、観光の休憩にもおすすめの場所である。

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