スペインの観光スポット

「ピカソ美術館(Museu Picasso)」

ピカソ美術館はパリのものはよく知られた観光名所であるが、ここバルセロナにもピカソ美術館があり、バルセロナの観光名所として知られている。スペインの南部のマラガ出身のピカソは若いころ、一時的にバルセロナに住んでおり、他の芸術家たちと交流を深めていた時代がある。

この美術館では彼がバルセロナで過ごした時期の作品を中心に展示されている。ピカソ美術館の入り口は、石畳が続く旧市街に位置しており、ゴシック地区の細い路地沿いにあるので、少し分かりにくいがサンタ・カタリーナ市場から行く道が比較的わかりやすい。

13〜14世紀に利用された宮殿5つを改築して1つにした石造りの美術館はとても美しく、幼少期から老年期までトータル3,800点もの作品が展示されており、特に若いころの時代の作品がとても多い。

少年期から10代の頃のデッサンや版画、油絵、陶器の作品などがメインに展示されており、一連の時期のものが細かく展示されている。また時代とともに変わる作品が少しずつ変わっていく、ピカソの人生さえも垣間見ることができる。

入り口は長蛇の行列が出来ていることもあるが、比較的スムーズに中に入ることができ、事前にインターネットでチケットを購入することも可能である。毎月第一日曜日の午後15時以降は入場無料で鑑賞できるため、2時間ぐらい待つことも少なくはない。

入場料金は大人が9ユーロであり、16歳以下は無料である。オーディオガイドは3ユーロで借りることができ、日本語にも対応している。また館内の説明書きは日本語には対応しておらず、写真撮影は禁止となっている。

1階にあるミュージアムショップでは雑貨や絵葉書、ポスターなど土産品を購入でき、ここでしか手に入らないお土産もあるので、見逃さないようにしたい。

特に絵葉書の種類は豊富にあるものの、実際に展示されているものの内の半分程度のものしかないので、欲しい作品が販売されていないこともある。しかしＴシャツやマグカップなどでは他の観光地では購入できないものばかりなので、スペインらしいお土産を購入したい方には、とてもおすすめである。

「クルーのおすすめ旅行TOP」＞＞「スペイン旅行編TOP」＞＞「スペインの観光スポット」へ戻る

Copyright(C)Eternal Saul