スペインの観光スポット

「カサ・バトリョ(Casa Batllo)」

モデルニスモ建築が密集する地区、パセジ・デ・グラシアに一際目立つスペインの歴史的建造物である。地下鉄パセジ・ダ・グラシア駅からすぐの場所にあり、観光客がたくさんいるので場所もわかりやすい。

ここカサ・バトリョは、ガウディ後期の代表作で1904年から1906年にかけて、バトリョ氏の依頼を受けたガウディが改築したバルセロナ屈指の観光名所である。そのコンセプトは海をイメージしたと言われ、波打つような壁や波を思わせる青のタイルが特徴である。

外観のデコレーションと奇抜なデザインのバルコニーがとてもインパクトがある。実はこの外観を飾るタイルやガラスは、スペインの会社の廃棄物を再利用して造られたとてもユニーク経緯がある。

午前中は太陽に照らされて壁の色ガラスが反射して、一層美しい景色を楽しむことができる。またバルコニーの柱が骨のように見えることから別名「骨の家」とも呼ばれて親しまれている。また夜になればライトアップもされて、エキゾチックなスペインの風景を楽しむことができる。

カサ・バトリョの入場料は、オーディオガイド込みであり、日本語対応もしており、全てじっくり聞きながら鑑賞すると約１時間ほど必要である。

入場料は約17ユーロであるが、他の観光名所とは異なり日時の指定が要らないので、時間が空いたときに訪れることができるのも魅力的である。

建物の2階には、ガウディがデザインした椅子が置かれた、パセジ・デ・グラシア通りが見渡せるカフェもあるので、観光の合間に往時の時代を感じながら休憩するには最適なカフェである。

また併設されているお土産店ではここでしか手にはいらないグッズなども多数あるので、見逃さないようにしたい。他のガウディの観光名所に比べると比較的空いているものの、当日チケットを購入する場合は少々待つこともあるので時間に余裕を持って訪れるようにしたい。

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