世界で一番美しい病院といっても過言ではない病院がここサンパウ病院であり、サンパウ病院は1901年から1930年に建設され、1997年にはユネスコの世界遺産に登録がされている。
スペインの芸術家であるガウディのライバルであったドメニクによって設計された病院であり、およそ15万uという広大な土地に、23個もの病棟が並び、ムデハル様式の複合建築である。スペイン、バルセロナに置いて、約80年もの間命を救う現場として利用され、現在はその役目を終えて、世界遺産として保存されている建物である。
サンパウ病院は、ドメニクの才能にスポットが当てられるきっかけとなった傑作である。
最寄駅は、地下鉄サン・パウ・ドス・デ・マッチ駅であるが、少々道が分かりにくいため、地図は必須である。またバルセロナ屈指の観光名所もサグラダファミリアからも徒歩で15分のところに位置しているため、一緒に観光するのもおすすめである。
この病院は、芸術には癒す力があるとの信念をもとに建てられた病院である為、病棟はレンガ造り、エントランスホールの天井にはピンク色のタイルが敷き詰められ、見事な彫刻やタイル、ステンドグラスなどが施されており、病院とは思えないほどの豪華絢爛な造りとなっている。
23もの病棟は全て30メートル間隔で建てられており、一つとして同じデザインのものはなく、これは患者に圧迫感を与えないように配慮されているためといわれている。
現在は(2013年12月現在)長期にわたって修復工事中のため、正面から外観を楽しむことができないのが少々難点である。しかしガイドツアーに申し込めば敷地内や病棟を見学することができるが、日本語には対応していない。
またツアーではヘルメットを被って見学をするので、ゆっくり鑑賞するという雰囲気ではないが、スペインの芸術家であるドメニクのファンならぜひ観光してみたい場所である。
ページトップに戻る
「クルーのおすすめ旅行TOP」>>「スペイン旅行編TOP」>>「スペインの観光スポット」へ戻る
Copyright(C)Eternal Saul