ランブラス通りの南側の終着点に60メートルの高さでそびえ立っているのが、コロンブスの塔である。1888年のバルセロナ万博でカタルーニャとアメリカの友好を記念して作られたものであり、コロンブスが指差しているのはアメリカ大陸の方向である。
地下鉄3号線ドラサーネス駅から歩いてすぐのところにあり、ガウディの作品の一つであるグエル邸からも歩いて7〜8分のところに位置しており、気軽に立ち寄ることができる観光地として知られている。
コロンブスはもともとイタリアのジェノヴァ出身であり、新大陸を発見すべくポルトガルの国王の支援と許可を求めたが、かなわなかったため、スペインのイサベラ女王に嘆願して支援を得て、1492年に新大陸を発見している。
この出来事をバルセロナにいいたイザベラ女王に 報告を行ったことがきっかけで、コロンブスがスペインとゆかりの深い場所として知られるようになったのがそのはじまりである。
内部にはエレベーターがあって上まで登ることができ、上は展望台となっており、展望台からはバルセロナ市内や地中海の海を一望することができ、3ユーロで楽しむことができる。
少しエレベーターの入り口がわかりにくく、エレベーターはかなり狭く圧迫感があり、高所恐怖症の方は注意するようにしたい。塔の下にはライオンの銅像が何体も置かれており、このライオンに跨って写真を撮るのが一つの観光スポットとなっている。
バルセロナ旧市街の中心通りであるランブラス通りに終着点にあることから、ショッピングやグルメを楽しむ合間にも気軽に立ち寄ることができる。海沿いにあることから海と一体になる景色も美しく、近くには海洋博物館や海水浴で知られるバルセロータの近くにある。
コロンブスの塔は、かなり大きな塔であることから、その全体図を写真におさめるためには少し離れた方がよりきれいに写真を撮ることができる。
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