バルセロナのシンボル的な歴史的建造物の一つであり、ゴシック地区のランドマークと言えるものがここカテドラルである。ジャウマ・プリメ駅から徒歩3分の場所に位置しており、カテドラルの周辺には大道芸人などのパフォーマンスなども行われ賑やかな場所にある。
ただし見学できる時間は9時〜13時半、17時15分〜19時までとなっており、2ユーロである。カテドラルの周辺には多数のバルやレストランがあるので、空いた時間に気軽に訪れることができるのも魅力的である。
カテドラルは1298年の着工から約150年かけて築かれた大聖堂であり、バルセロナでもっとも古い建築物の観光名所の一つである。ゴシック様式の尖塔が印象的であり92メートルの高さがあり、とても荘厳な雰囲気がある。
特に夜になればライトアップがされて一層厳かな雰囲気となるので、時間がない方は外観だけでも楽しむのもおすすめである。また朝の澄んだ空気と夕方の太陽の光が反射して、色が少し異なるので時間によって異なる景色を楽しむことができる。
カテドラルには小さな礼拝堂が多数あり、内側を飾る細やかな彫刻や、繊細な建築様式、ステンドクラスなどは見事である。中でも一番奥に佇むモンセラットの黒いマリア像には、地元スペインの礼拝者も多く訪れる場所であり、ロウソクの火が絶えることがない。
主祭壇の下にはバルセロナの守護聖人といわれる、聖エウラリアの墓が祀られており、階段を下ったガラス越しに見ることができ、敬虔な気持ちにさせられる。
バルセロナの人気の観光名所であることから、入り口付近に長蛇の行列ができていることが多いが、比較的スムーズに中に入ることができる。
ただし復元工事が行われていることが多く、外観の景観が少し損なわれていることもあるが、内部に足を運べばそのよさを実感できるので、ぜひじっくり観光してみたい場所である。
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