スペインの観光スポット 国際線クルーのおすすめ!スペイン旅行

スペインの観光スポット

「ナスル朝宮殿(Palacios Nazaries)」

スペインの観光スポット ナスル朝宮殿は、スペイン南部の都市グラナダにあるアルハンブラ宮殿の中心的な建造物群のことをさす。アルハンブラ宮殿は、「アルカサバ」、「離宮へネラリッフェ」、「ナスル朝宮殿」の3つの有料ゾーンがあり、その一つとされている。

ナスル朝宮殿は、現存する最古の建物であるメスアール宮、アラヤネスの中庭を囲むコマレス宮、ライオン宮などで構成され、アルハンブラ宮殿の中でも特に見応えがある観光スポットである。

スペインの観光スポット ナスル朝宮殿は、王が政治を司りまた住空間でもあった場所であり、その内部の装飾と芸術性の高さはまさにイスラム芸術の結晶ともいえる。あまりの美しさに「王は魔法を使って宮殿を完成させた」とも言い伝えられている。

細い代理石の石柱、壁や天井を埋め尽くすアラベスクの模様、緑と水で満たされた中庭など、他に類を見ないスペインの最高峰の建築物である。

スペインの観光スポット 入口付近の敷地は、スペインのクラシカルな雰囲気を思わせる伝統的な石畳が敷き詰められており、小石によるモザイクもとても見事である。メスアール宮の天井は、木組でできた当時のままのオリジナルのものが残されていたりと、修復されているところがありながらも、当時の面影をしっかりと感じることができる空間となっている。

特に壁に施されたタイルの装飾は圧巻であり、一部のタイルは当時のモザイクタイルが現存している。一部のタイルには青、グリーン、オレンジなどの原色使いも見られ、シックな色合いのタイルとほどよく調和しており見事である。

スペインの観光スポット ナスル朝宮殿は、指定時間から30分以内のみ入場可能となっており、指定時間の30分ほど前から長蛇の行列ができることもあるほど人気の観光スポットとなっている。また指定の時間を過ぎてしまうと見学ができなくなってしまうので、時間に余裕を持って観光に訪れるようにしたい。

ナスル朝宮殿を観光する場合は、入場ゲートから入ってしまうと遠くなってしまうので裁きの門から入るのがおすすめであり、ここから入ればナスル朝宮殿が比較的近い距離にある。裁きの門の周辺にはトイレや休憩所などもあり時間を調整することも可能である。

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