スペインの観光スポット

「フラメンコ舞踏博物館(Museo del baile Flamenco)」

カテドラルから徒歩5分の場所に位置しており、音声や映像、またパネルや展示物などを駆使したユニークなフラメンコの博物館である。フラメンコ界で有名なクリスティーナ・オヨスによって設立された博物館であり、1階はフラメンコの体験レッスンなどが行われるスタジオとなっており、ガラス張りになっているので中の様子を伺うこともできる。

ただし展示物のスペースはあまり広くはなく、博物館だけだと物足りなさもあるので、一緒にフラメンコのショーを鑑賞するのがおすすめである。

フラメンコのショーは夜開催されており、毎日19時から約1時間のショーで、大人20ユーロ、学生と65歳以上は14ユーロである。

また博物館とショーのセットになっているチケットは24ユーロである。フラメンコの体験レッスンの所要時間は20分、18時半から約5ユーロとリーズナブルな価格も嬉しいものである。

ショーの客席数は多くはないため、できれば予約をするのがおすすめであり、観光の団体客などで常に満席状態である。また個人的に購入する場合には座席指定はないので、できるだけ早く行けばよい席を取ることができる。

しかしあまり会場は広くないため、舞台との距離が近く迫力あるショーを楽しむことができる。日本語の解説はないものの、スペイン語、英語、フランス語で解説があり、雰囲気などでもその魅力を感じることができる。

ここのフラメンコのショーは、フラメンコはカンテ(歌)、トーケ（ギター）、バイレ（踊り）で成り立っているが、特にバイレに特化しており、スペインの本場の迫力あるフラメンコを楽しむことができる。

またスペインのフラメンコにはいくつか流派があるが、一般的にはセビリア流が王道ともいわれており、ぜひ博物館の観光も兼ねて楽しみたいものである。また博物館にはショップなども併設されており、スペインのお土産などを購入することもできる。

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