スペインの観光スポット

「スペイン広場(Plaza de Espana)」

スペイン広場は、セビリア市中心部にある広場の名称であり、カテドラルなどのセビリアの中心部から歩くと20分程度であり、地元スペインの人たちの憩いの場所にもなっている。もともとは1929年にセリビアで開催されたイベロ・アメリカ博覧会の会場として半円形の広場であり、アニバル・ゴンサレスによってつくられたものであった。

回廊のある半円形の建物が広場を一周するように取り囲み、その前に水路が流れており、スペインの歴史を感じる観光名所である。この地域特有のイスラム様式とキリスト様式が融合した建築様式で、独特な雰囲気がある場所である。

パビリオンとして建てられたスペイン広場にある建物は、セビリア地方やアンダルシア地方の典型的な建築様式であるムデハル様式が施されている。特にスペイン各地の特徴がよく描写されており、スペイン各地の歴史的な出来事を描写したタイルの絵が特徴的である。

スペインの観光名所であるマドリッドや、トレド、コルドバなど実際に観光地巡りをした場所などを見つけてみるのも、ここスペイン広場ならではの楽しみである。

ここスペイン広場では、有名な映画の舞台にも登場している。

一つは「アラビアのロレンス」で英軍が逗留するカイロのホテルとして、またもう一つは「スターウォーズエピソード2」でアナキン達が惑星ナブーに着いた直後のシーンである。

またスペイン広場には観光客向けの土産店がいくつかあり、スペインらしい商品なども陳列されている。またカテドラルなどには観光客は集中しているためか、スペイン広場は少し離れているため、広い空間と比較的観光客が少ないので、のどかな落ち着いた雰囲気が味わえる。

またできれば日差しが比較的強い午前中からお昼過ぎが一番おすすめで、太陽がタイルを照らして一層美しい光景を楽しむことができ、写真撮影にもおすすめの場所である。

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