スペインの観光スポット

「レティーロ公園(Buen Retiro Park)」

レティーロ公園はプラド美術館とアトーチャ駅もしくはレティーロ駅の近くにある、とても大きな公園である。その広さは東京ドーム26個分の120haにも及ぶ大きさである。ボート遊びができる池、バラ園、展示会場、野外音楽堂、カフェテリアなどもあり、スペインの市民の憩いの場所となっている。

この公園内にはベラスケス宮殿やクリスタル宮殿などの美しい建築物もあり、スペインの歴史を感じられる観光地でもある。

ここはブエン・レティーロ離宮の庭園だったが、1808年のナポレオン侵攻の際、この一帯の宮殿や庭園の大半がフランス軍によって破壊されてしまい、その後の歴代のスペインの王によって遊歩道などが整備され、パビリオンを建設した。

現在のレティーロ公園はフェリーペ4世の時代のアルフォンソ12世のモニュメントを中心に構成されている。

公園内には、緑が多く、ジョギングをしている人や、ベンチで昼寝をしている人など地元の人達からも、愛されている公園である。またとてもユニークな遊具などが置かれているので、子供たちでも十分に楽しめる公園であり、子連れの旅行にも最適な遊び場所である。

真夏のシーズンでも、木陰が多くて涼しいので、ランチなどを持参してピクニックなどをして楽しむのもおすすめである。また休日には、大道芸人も集い、ユニークなパフォーマンスを披露してくれて、とてもにぎやかな光景が繰り広げられている。

公園内では強盗なども発生しているので、気を付けて観光するようにしたい。また公園内を全て見ようと思えば、半日はかかるほどとても大きいので、地図などを見ながら効率よく観光するのがおすすめである。

またAVEが通っているアトーチャ駅の乗り継ぎ時間があるときに、時間を潰すのにも最適な場所であり、また公園の近くにはティッセン美術館、ソフィア王妃芸術センターなど多数の美術館があるので、一緒に観光をするのもおすすめである。

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