シベーレス広場は、スペインのマドリード中心部にある円形の広場である。アルカラ通り、プラド通り、レコレトス通りが交差する場所にあり、マドリードの観光には欠かせない広場である。
マドリードのセントロ地区、レティーロ地区、サラマンカ地区が接しているため、周辺にはたくさんレストランやバル、ショッピングスポットなどが賑わいをみせているとても便利な場所に位置している。
シベーレス広場のシンボルは、1782年につくられたベントゥーラ・ロドリゲスのシベーレスの噴水であり、夏のシーズンには涼しむのにも最適な場所である。特にシベーレス宮殿(旧中央郵便局、現マドリード市庁舎)をバックにした噴水の姿は、マドリードでもっとも美しいともいえる景色である。
サッカーの大きな試合がスペインで開催される時には、噴水にはスペインの国旗が掲げられており、とても絵になる風景である。
また広場の北西にあるブエナビスタ宮殿は1777年建設で最も古く、周辺には緑がとても多く観光客に人気のスポットとなっており、現在はスペイン陸軍司令部が置かれている。
その他広場の北東にはリナーレス宮殿、南東にはコムニカシオネス宮殿、南西にはスペイン銀行本店などスペインの歴史を感じる建物が多数あるのも魅力的である。
またシベーレス広場は、空港からのバスの発着場でもあるのでちょっとした空き時間の観光にも便利な広場である。クリスマスシーズンは赤と緑色にライトアップがされており、とてもきれいである。また時にデモなどの広場として利用されることもあるので、そのような場合は避けた方が無難である。
また警察官が巡回はしているものの、あまり治安がよくないので特に早朝や夜などは注意するようにしたい。また広場の周辺にはとても交通量が多く、写真に気を取られていると危険な場所でもあるので注意するようにしたい。
ページトップに戻る
「クルーのおすすめ旅行TOP」>>「スペイン旅行編TOP」>>「スペインの観光スポット」へ戻る
Copyright(C)Eternal Saul