スペインの観光スポット

「ティッセン・ボルネミッサ美術館(Museo Thyssen Bornemisza)」

地下鉄パンコデ・エスパーニャ駅から近く、プエルタ・デル・ソル駅からも徒歩10分の場所に位置している。

プラド美術館やソフィア王妃美術館などの美術館にも近く、美術館の共通のパスもあるので、少しお得に鑑賞することも可能である。ここティッセン・ボルネミッサ美術館は、1000点以上もの作品を収蔵しており、世界の美術史の最高傑作も多数収蔵されている。

ティッセン･ボルネミッサ美術館のコレクションは、13世紀から20世紀末までの絵画を中心とした作品で構成され、ドガ、ピカソ、ゴヤ、ダリ、セザンヌ、ルノアールなど有名な画家の作品が多い。

上の階へ行くほど作品の年代が古くなるので、最上階から鑑賞するのがおすすめである。イタリアのルネッサンス派、シュールレアリズム、60年代のポップアートなど、絵画の歴史の重要な部分に焦点があてられているのも魅力的である。

特にこの美術館の名称にもなっているティッセン・ボルネミッサが集めたコレクションを展示しているブースはとても見応えがある。他のスペインの美術館に比べると比較的空いているので、ゆっくりと鑑賞できるのも魅力的で、またフラッシュを使用しなければ写真撮影は可能である。

またプラド美術館のように特定の画家の作品がコレクションされているというよりも、幅広い様々なジャンルの絵画を鑑賞できるので、美術や絵画にさほど詳しくない人でも楽しむことができる。

また美術館内のレストランはテーブルオーダーの形式で、とても開放的でスペイン料理だけではなくそのほかの料理もおいしいと評判であるが、少々割高である。2013年12月現在入場料は9ユーロであり、今年から月曜日も開館するようになっている。

月曜日の開館時間は他の日よりも短く12時から16時まであるが、入場料は無料なのでお得に鑑賞することができる。近くにはプエルタ・デル・ソル広場など多数の観光名所もあるので、一緒に訪れてみるのもおすすめである。

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