スペインの観光スポット 国際線クルーのおすすめ!スペイン旅行

スペインの観光スポット

「王立劇場 (Teatro Real)」


スペインの観光スポット 王立劇場は地下鉄オペラ駅に隣接しており、オリエンテ広場に位置している。その外観は石造りでとても重厚感があり、白亜の美しさが一際印象的である。スペイン動乱の時代には、国会議事堂などにも使われた歴史的にも由緒あるところである。

現在では最新の設備を備えた音響効果で、ヨーロッパで最も素晴らしいオペラ座のひとつとして多くの人に親しまれている場所である。オリエンテ広場を抜けた先にはマドリード王宮もあるので、一緒に観光するのもまたおすすめである。


スペインの観光スポット ここ王立劇場は、スペインの国王フェルナンド7世の命令により1817年に劇場工事が着工し、クストディオ・モレノによって1850年に工事が終了し、長い年月をかけて造られた建物である。

1850年10月10日にガエターノ・ドニゼッティの『殉教者』でこけら落としをしたことでも知られている。


スペインの観光スポット しかしその後20世紀に入ると業績不振に陥り、さらに不規則な六角形の平面を持つ建物は、老朽化が進んでいき保存状態が悪く一時は閉鎖されていた時代もあった。

その後修復工事がはじまり、王立劇場は1966年にコンサートホールとして再びオープンし、更に修復工事がされ、一層美しい王立劇場として1997年にまた再びオープンしている。現在では約1800席が収容可能な劇場として、オペラだけではなくバレエなども鑑賞できる場所として親しまれている。


スペインの観光スポット 劇場で鑑賞する時間のない方は、外観を見に訪れるだけでもとてもスペインの歴史を感じられる観光名所である。また劇場内部においては、玄関ホールや舞台、高い天井にかかるシャンデリアは豪華絢爛である。

建物外部には公演の案内をしめす垂れ幕があり、スペイン語が分からなくてもニュアンスをくみ取ることができる。チケットは日本からもインターネットで予約が可能であり、当時でも窓口でもチケットを購入することができる。

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