スペインの観光スポット 国際線クルーのおすすめ!スペイン旅行

スペインの観光スポット

「アルムデナ大聖堂(A la Real de la Almudena Cathedral)」


スペインの観光スポット 地下鉄2号線と5号線のオペラ駅から歩いて5分ほどの場所にあるのが、ここアルムデナ大聖堂である。マドリード王宮の南側の正面に位置する大聖堂であり、王宮前の広場からその全容を眺めることができる。

他の大聖堂は東南向きに建築されることが多いが、この大聖堂は、隣の王宮の一部と考えられて建設されていることから、南北向きに建っているのがその特色である。


スペインの観光スポット 外観はネオクラシカル様式であり、内装はネオゴシック様式、地下礼拝堂はネオロマネスク様式とそれぞれ見事な芸術が施されており、複数の建築様式が合わさった教会である。 100年も前に建設がはじめられていたが、スペインの内戦などにより度々中断を余儀なくされ、ようやく長い年月をかけて1993年に完成している。

1561年フェリペ2世により宮廷がマドリードに移行しているにも関わらず、1993年にローマ教皇フアン・パブロ2世によって聖別されるまで、マドリードには教区の頂点となる大聖堂がない時代が続いていたことを意味する。


スペインの観光スポット そのため比較的新しい教会であり、あまり古めかしさはないためか、スペインの観光地としては知名度は低い。

しかしそれを感じさせないほどの荘厳な雰囲気を感じることができる。天井は高く、祭壇やステンドグラス、重厚な扉のレリーフなど豪華な芸術がたくさんの場所に施されており、大聖堂内部には芸術的価値ある作品が保管されている。この大聖堂には小さな美術館があり、そこから大聖堂の屋上にアクセスができ、マドリードの美しい街並みの一望することができる。


スペインの観光スポット 内部を見学するのは2ユーロで、日曜日にはミサが行われているためその時間は避けるようにしたい。

また観光地としてはマドリード王宮の方が知名度は高いが、一緒に観光するのも効率的である。比較的新しい大聖堂であるため、あまりガイドブックなどには紹介されていないが、都会の喧騒を忘れさせてくれ、感動さえ味わえるマドリードの観光地である。

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