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スペインの観光スポット

「フラメンコの楽しみ方」


スペインの観光スポット スペインのアンダルシア地方は、古くから様々な国の文化の交流地点として栄えた場所であった。15世紀の半ば、アンダルシア地方の流浪の民であるジプシーがそこに伝わった舞踊音楽の影響を受けて、自ら造ったものがフラメンコであり、非常にエキゾチックな踊りがその特徴である。

18世紀末ごろにはセビージャ、ヘレス、カディスのエリアを中心にカンテ(歌)の原型が出来上がったと言われている。フラメンコの激しい踊りは、ジプシーたちの数々の困難や厳しい環境の思いが込められており、カンテと呼ばれる歌はフラメンコの重要な柱となっている。


スペインの観光スポット フラメンコは「歌う、弾く、踊る」が三位一体となった伝統芸能であり、フラメンコの歌(カンテフラメンコ)、フラメンコのギター(トーケフラメンコ)、フラメンコの踊り(バイレフラメンコ)とよばれる。

またフラメンコの踊りは、サパテアードとよばれる足を打ち鳴らして、踊り手の心情を音とリズムによって表現をし、サパテアードには5つのリズムの取り方があり、それが組み合わさることで様々なリズムが生まれる。フラメンコのリズム形式は2拍子系列と3拍子に大きくわかれ、「歌う、弾く、踊る」が一体となることで、即興的に楽しむことができる。


スペインの観光スポット フラメンコには「テアトロ」とよばれる一般的なステージがある劇場で行う公演と、「タブラオ」とよばれる食事をしながら見ることができる舞台での公演の2つにわかれ、ショーは夜にスタートする。

タブラオは、食事代がショーチャージに含まれているものだと70ユーロ前後〜、またワンドリンクとショーチャージが含まれているものだと30ユーロ前後が相場である。舞台と観客席が近く、迫力のある踊りを目の前で楽しむことができる。ドレスコードがあるお店は少ないが、ジーパンや短パンは避けた方が無難である。


スペインの観光スポット 舞台では、踊りはもちろん、ギター、カンテ(歌)が白熱的な演技を繰り広げ、観客たちもつい手拍子をしたくなってしまうのであるが、これは好ましくない。

たくさんのリズムで構成されているフラメンコに妨げとなってしまうため、ハレオと呼ばれる掛け声をかけて盛り上げることは認められているので、ぜひ迫力のある本場スペインの踊りを楽しんでみたい。

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