スペインの観光スポット 国際線クルーのおすすめ!スペイン旅行

スペインの観光スポット

「スペイン美術」


スペインの観光スポット スペイン美術は、四つの文化圏が交接する半島にあることから、その影響を大いに受けている。ローマ時代、そのローマ支配下の初期キリスト教時代、8世紀にわたるイスラム文化とキリスト教文化の共存と対立時代、スペイン黄金時代、その衰退と王家継承問題や内乱など、他のヨーロッパの国と比べてその影響を受け多様性が見られる。

カタルーニャ地方で12世紀に開花したロマネスクをはじめとし、16世紀後半のエル・グレコ、17世紀のベラスケスやムリリョ、18世紀のゴヤ、20世紀に入ると、ピカソ、ミロ、ダリなど現代美術の巨匠たちが誕生している。


スペインの観光スポット ピカソは1881年マラガで誕生し、ピカソは青の時代や赤の時代など作風がめまぐるしく変化した画家として有名である。

ソフィア王妃芸術センターにはピカソの最高傑作といわれるフランコのゲルニカ爆撃を非難した大作「ゲルニカ」を所蔵しており、バルセロナのピカソ美術館にはピカソの修行時代の作品と、晩年の作品を多く所蔵しており、その数3500点以上を誇る。スペイン南部の街マラガにはピカソの遺族から寄贈された作品155点を所蔵している。


スペインの観光スポット ダリは1904年フィゲラスで誕生し、パリに行き、シュルレアリスム(現実的)の詩人や画家と出会いその影響を大きく受けている。フィゲラスにある「ダリ美術館」には、現実的な作品が多く、中には残虐的な作品を700点以上収蔵している。

「ガラ」、「パン籠」、「顔」、「高貴な心臓」などの傑作を収蔵しており、「高貴な心臓」は、黄金に形取られたハートの一部を切り取って、その中にルビーで表された真っ赤な肉塊部分がとてもグロテスクに描かれている大作である。


スペインの観光スポット 17世紀のベラスケスは、初期のころは風俗画を描いていたが、のちに宮廷画家となり、「無原罪の御宿り」や「セビーリャの水売り」などがその代表である。

18世紀のスペインの王室継承問題や混乱の様子を多く描いたことで知られるゴヤは、「カルロス4世の家族」、「1808年5月3日、プリンシペ・ピオの丘での銃殺」などの作品を描いている。

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