スペインの観光スポット 国際線クルーのおすすめ!スペイン旅行

スペインの観光スポット

「スペインで見られる建築様式」


スペインの観光スポット 大帝国となる「ローマ」では、円形劇場、闘技場、公共浴場などの公共的な建造物が建てられていた。西ローマ帝国が滅びると中世が始まり、厚い壁と半円アーチを特色とするロマネスク様式から尖頭アーチが特色のゴシック様式への転換し教会が次第に巨大化していった。

16世紀になるとキリスト教に重きを置かれていた中世の時代から、「再生」を意味するルネッサンス様式へと移り変わり、古代ギリシャやローマの文化が再生される。反宗教改革が繰り返される中で、民衆にも親しみやすい華やかなバロック様式が生まれていくのである。


スペインの観光スポット 12世紀後半から花開いたフランスを発祥とするゴシック様式は、石柱の組み合わせ技術を駆使した高い天井、開口部や窓が多く多彩なステンドグラスを使い、天上を志向するキリスト教の壮大な聖域を構築した。

13世紀から15世紀には最盛期を迎えて多くの大聖堂や城塞などの建築物に導入された。スペインでは、トレドの大聖堂等が典型的ゴシック様式であり、各地で見られる尖塔の教会寺院で広く普及している。


スペインの観光スポット 12世紀末、キリスト教徒はイスラム勢力と戦って国土を奪還するものの、アラゴン地方にだけは大勢のイスラム教徒が残っていた。ムデハルには建築業者が多く、彼らはキリスト教の教会にもイスラムの装飾を持ち込み、ムハデル様式を発展させていった。

イスラム文化の様式を取り入れた中世スペインの建築や装飾の様式として、12世紀から16世紀にアラゴンやカスティーリャで盛んになった。アラゴンのサンタ・マリア大聖堂、サン・ペドロ教会、サン・マルティン教会、アルハフェリア宮殿などがその代表である。


スペインの観光スポット ルネッサンス様式は、イタリアのフィレンツェの町で15世紀初期に生まれ、その後急速にイタリア本土に広まっていった。16世紀には他のヨーロッパ諸国にも伝わり、中世のゴシック建築に代わり、古代復興を目指す様式として発展していったのである。

そのため古代ローマ建築で見られた円柱やアーチなどが視覚効果を高める建築様式として、16世紀に建設された美しいステンドグラスに彩られた黄金の祭壇が見事なグラナダ大聖堂、カルロス5世が建てたルネッサンス様式の宮殿などがその代表である。

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