スペインのお土産

「修道女のお菓子」

スペインはカトリック教の国で、各地に多くの修道院があり、修道女によって作られたお菓子を販売しているお店が街を歩くと多くみかける。

材料が豊富ではない時代から今に伝わるお菓子で、作り方もとてもシンプルなものが多く素朴な味である。添加物などを使っていないものも多く、身体にやさしいお菓子として人気が高く、スペインの歴史を感じるお菓子である。

スペインのバルセロナ旧市街にある「カエラム」というお店では、カタロニアの郷土のお菓子だけではなく、スペイン全土の修道女の作ったお菓子が手に入るので、お土産を探すのに最適なお店である。

パッケージを良く見ると、どこの地方のどの修道院のお菓子か分かるように地名が記載されており、お菓子は焼き菓子の種類が豊富で、瓶詰にされたジャムやゼリーなどお土産に出来そうな品々がたくさんある。またお店がおとぎの国のようなかわいらしい雰囲気があり、カフェスペースもあるので雰囲気を楽しみながらお土産を購入できる。

ただしパッケージはシンプルなデザインが多いので、華やかさはあまりないが日本ではなかなか修道女がつくったお土産を手にいれることができないので、スペインらしいお土産としは最適である。

特にPanellets（パネジェッツ）とよばれる、さつまいもの団子玉に、松の実をコーティングしたものは、見た目もとてもかわいらしいお土産で、甘すぎない味わいが日本人向けといえるおすすめのお菓子である。

お土産が販売されている地下にあるカフェスペースは、ユダヤ人の公共浴場跡でエキゾチックな雰囲気があり、バルセロナの観光名所としてとても親しまれている。

値段も全体的にとてもリーズナブルなので、観光もお土産も一緒に楽しめる場所なので、ぜひバルセロナを訪れたら足を運びたいお店である。

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