スペインのお土産

「ビスケット(biscuit)」

スペインの一般的な家庭の朝食では、ビスケットと一緒にコーヒーと牛乳を飲むことも多く、日本のおやつとの感覚と少し異なる。そのためスペインのスーパーにはそんなビスケット類もずらりと並べられている。

スペインのビスケットの中でももっともメジャーなメーカーが「Maria」のビスケットであり、これは日本でもお馴染みのマリービスケットの元祖でもある。どこか懐かしい味わいで、大きい箱にびっしりと詰められた500ｇのビスケットが約2ユーロで購入できるとあって、職場のお土産にも最適である。

また100年の歴史をもつバルセロナ近郊の老舗ビスケットメーカーとして知られているのがトリアスである。パッケージにはカタロニア、アンダルシア、マドリッドなどのスペイン各地の風景の絵がプリントされており、スペインらしいお土産に最適である。

箱詰めのビスケットには6種類のビスケットが入っており、チョコロール、ココナッツロール、アーモンドロール、オレンジロール、プラリネ、キャラメルアーモンドが合計12枚入っており、１箱約10ユーロである。

またチョコレート味の17枚入りの箱詰めのビスケットは定番のチョコビスケットだけではなく、アーモンドチョコロール、チョコチップ、オレンジチョコロール、ココナツチョコなど様々楽しめるのも嬉しいものである。トリアスの箱の外には中に入っているビスケットの絵が描かれているので、スペイン語がわからなくてもイメージできる。

チョコレート味のビスケットの箱詰めは1箱15ユーロ前後で購入ができ、日本でも購入できるがスペインの方がリーズナブルな価格で購入できる。

またスーパーなどで気軽に購入できるスペイン製のビスケット「ギュロン」は170 gで約１ユーロで購入できるばらまき用のお土産におすすめである。

まわりは固めで、サクサクとした食感にココナッツとハチミツの風味がほのかに香るビスケットである。スペイン製にしてはさほど甘くないので、日本人好みの味でとても素朴で食べやすいので、お土産にもおすすめである。

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